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自然治癒力を
最大限に引き出す療法

自然治癒力について

私たち人間の身体には、①自律神経系 ②内分泌系 ③免疫系 ④脊髄ー筋肉系という4つの自己調整システムがあります。
この自己調整システムが正常に機能しているとき、身体を治そうとする自然治癒力が最大限に働き、栄養と睡眠を適切にとるだけで自然と身体の痛みや不調から回復することができます。

しかし、災害や大切な人の死などの突然襲ってくる大きなストレスや、仕事や学校、家事、育児など生活の中で長い間、継続的に心身にストレスがかかり続けることで、自己調整システムが大きくバランスを崩し、自然治癒力が上手く働かなくなることがあります。

1日の疲れが回復しきらないうちに、次の日の疲労が溜まっていく状況を続けていると、疲労が蓄積して自然治癒力が上手く機能しない状態になります。

脳をはじめとする身体各部に疲労が蓄積すると、自律神経の失調、神経の興奮、筋肉の過緊張、免疫力の低下などが引き起こされます。
さらに、これらの状態が長期にわたって続くことにより、慢性的な痛み、筋肉の器質疾患、内臓疾患、血管障害、精神的な疾患などにも繋がっていきます。

自然治癒力を引き出す施術

  • 皮膚や筋肉を通じて脳・中枢にアプローチ Approach the brain and central nervous system through the skin and muscles

    ストレスなどによる悪循環に対し、器具や薬を一切使わず、自然治癒力を最大限に引き出して行く療法がFMT整体の施術です。

    私たちの身体は、脳・中枢から抹消にかけて神経を通って指令が届き、その指令を受けて体が動きます。
    FMT整体の施術はその逆のルート(脳の求心回路)である皮膚や筋肉を通じて、脳・中枢にアプローチをすることにより、失調した自律神経を整え、興奮した神経を鎮静し、筋肉の過緊張を解いていきます。

  • その結果として、痛みや違和感、自律神経不調や精神的なストレスなどの諸症状が改善、解消していく療法です。

    痛み等はなく優しい施術のため、これまでには7ヶ月の赤ちゃんから96歳の方まで施術した事例がございます。

    脳の疲労に対して意図的にアプローチすることも可能ですので、施術中は気持ちよくて寝てしまう患者さんも少なくありません。

FMT整体の施術の特徴

  • 安心・安全・痛みのない施術

    当院では強く押したり叩いたり、骨をボキボキと調整するということはしていません。これらは、時として症状の回復を遅らせることがあるからです。

    例えば、疲労物質でパンパンにむくみ、異常硬結を起こしている筋肉を強い力で揉んでしまうと、軟組織が潰れたり、内出血を起こしたりして筋肉は硬化してしまい、神経をさらに緊張させてしまうのです。
    当院では、筋肉や神経が緊張を起こさない適切な圧で全身の筋緊張をゆるめることが早期回復に繋がっています。

  • 短い時間で最適な施術

    当院は時間制は設けておらず、適切な働きかけをできるだけ短い時間で行います。症状の程度やその時の身体の状態によりますが、施術はおよそ20分前後です。
    特に痛みや不調を起こしている身体は、ただでさえ弱っている状態です。どんなに弱い刺激であっても外部から長時間の刺激を与え続けると身体はさらに疲労していきます。
    その結果、症状回復のためのエネルギーを奪うことにもなります。痛みや不調の改善を目指すなら、長時間の強い刺激はかえって回復を遅らせることになるため、施術時間は出来るだけ短いことが理想です。

    施術時間や施術内容は、専門のセラピストがあなたの状態や症状にあわせて判断しています。

  • 患部だけではなく身体全体を診る

    当院には診断名がある方から、診断名のつかない原因不明の方まで、病院や接骨院など、どこへ行っても良くならなかった方が多く訪れます。
    そのような方々に、これまで通っていた病院や治療院と同じような治療をしても、治る可能性は低いと考えています。
    私たちは診断名や痛む箇所、目に見える症状にとらわれることなく「今あなたの体には何が起こっているのか?」という現状をしっかり確認します。
    患部だけではなく、身体全体との繋がりや生活習慣も踏まえて、患者さんひとりひとりの根本的な改善を目指します。

施術は心にまで影響する

心は体に影響されます。
体は心に影響されます。
私たちの心と体は別々に存在するものではなく、お互いに密接な関係を持っています。

アメリカで行われた
心身の治癒に関する実験があります。

ハリケーンなどの天災で親を失った子ども達を保護する施設で、子ども達を

  1. 精神的なセラピーのみを行うグループ
  2. 体のタッチケアを合わせて行うグループ

とに分けて心身の回復スピードを
調査したところ、
2.体のタッチケアを合わせて行うグループの
子ども達の方が、

早期に回復していったと
いいます。

体への施術は緊張を解きほぐすとともに、触れあいによって、人間が生まれながらにして持っている集団欲(安心と保護を求める本能)を満たします。また私たちの体には、悲しみや淋しさ、怒り、嫉妬などのマイナスの感情がたくさん閉じ込められています。マイナスの感情には必ず体(筋肉)の緊張が伴います。この体(筋肉)の緊張を癒すことは心(精神)を癒すことにも繋がるのです。

日本でも心の問題を体と切り離して考える従来の治療から、心のケアのために体からアプローチする医療関係者も出てきましたが、まだまだそうしたことへの理解が少ないのが現状です。

当院では、体を通して心のケアも行っていますが、心と体は別々ではなく、一緒に回復するのです。
ですから、体の痛みだけでなく、精神的な辛さ、苦しさを抱えているときにも
FMT整体で体を緩めてみてください。きっと心も楽になります。

医師監修の元
さらに効果的な施術を研究

FMT整体では「病院や治療院に行ったけれど良くならなかった方」を対象に研究・施術を行っています。

年間の症例数は2万件を超え、現在は医師監修の元、データ解析を行い、さらに効果のある施術の研究に取り組んでいます。

解決策がまだ少ない自律神経系の不調や慢性疾患、難治性疾患などに対して、常識や固定観念にとらわれることなく、現場での症例や科学的なエビデンス試験を踏まえながら、より効果的なアプローチ方法を検証・研究し続けています。

医師監修の臨床試験で
効果や安全性を実証済み

FMT整体の施術は、医師監修の臨床試験で
以下の効果や安全性が実証されています。

  • 血流速度の向上:
    全身の血流が良くなる
  • 筋硬化度・可動域:
    筋肉が柔らかくなり、体の動き(可動域)が広がる
  • 脳波(α波)の増強:
    心身ともにリラックスした状態になる
  • 疲労度の軽減:
    疲労が軽減し、心身がスッキリした状態になる
  • 自律神経活動度の向上:
    自律神経を調節する力が高くなる

基本的に自律神経系の不調を抱えている方は、
自律神経の活動度が低下しています

症状には必ず原因があり、その原因に対して
適切なアプローチを行うことによって、
症状は必ず改善していきます。

どこに行っても良くならなかった方の
最後の駆け込み寺」として、
今後もFMT整体は施術技術の向上のための努力と
研究を惜しまないことを約束いたします。

エビデンスの取得

FMT整体では、
患者さんに安心して通っていただくために、
医学的根拠(エビデンス)の取得を
積極的に行っています。
施術によって、何がどう変化するのか、
数値的な根拠や裏付けに加え、
施術を受けた人が
どのような変化を感じたかなどを、
検証しています。

試験の目的

FMT整体の施術を行うことにより、自律神経、脳波、血行、可動域、筋硬度への影響を検証することを目的としています。
首、肩、腰に違和感や痛みがある健常者12名を対象に、施術あり、施術なし、施術前後の比較を行いました。

施術で改善されたもの

施術を受ける前と、受けた後、施術を行った日と
行わなかった日を比較し、
大きく改善が見られたものをご紹介します。

グラフの見方
施術あり:20分間の施術前後の差
施術なし:何もせず20分間あお向けで寝た前後の差

  • 自律神経活動度

    増加していたら改善

  • α波(リラックス時に出る脳波)

    増加していたら改善

  • β波(ストレス状態に出る脳波)

    減少していたら改善

  • 疲労度(フリッカー指数)

    増加していたら改善

  • 血流速度

    増加していたら改善

  • 体表温度

    増加していたら改善

  • 可動域(右膝)

    増加していたら改善

    他の部位の可動域について

    可動域は、首、腕、腰、膝の左右を
    検証し、全てにおいて改善が見られた

  • 筋硬度(左肩)

    減少していたら改善

    他の部位の筋硬度について

    筋硬度は、首・腕・腰の左右を
    検証し、全てにおいて改善が見られた

施術前と後でのアンケート調査

施術後に、施術前と比べて
どのような変化を感じたか
アンケートを実施いたしました。

これらの結果から

FMT整体の施術を行うことにより、
自律神経活動の向上、リラックス効果、
血行の改善、
脳波(α波)の増強、
疲労度の軽減、可動域の向上、筋緊張の緩和

が科学的に認められています。

研究活動については、
定期的にコラムにて記載していきます。
こちらからご覧ください。

試験結果のコラムを読む