全国5店舗で
施術が受けられます
- 東京目白院
- JR目白駅から徒歩5分
- 横浜センター南院
- センター南駅から徒歩3分
- 愛知小牧本院
- 春日井ICから車で10分
- 長野院
- JR上諏訪駅から車で6分
- 大阪院
- JR新大阪駅から徒歩1分
- 歩くと足の裏、かかとが痛い
- 立ちっぱなしでいると、痛くて仕事に集中できない
- 土踏まずを押すと痛い
- ランニングをしたいのに、痛くて走れない
- 足が地面に着く瞬間または、離れる瞬間が痛い
- 朝起きた直後や、動きはじめの一歩目に強い痛みを感じる
など、生活に支障が出るほどの足裏の痛みでお悩みではありませんか?
これらは、足底筋膜炎の主な症状です。
私たちの足の裏には様々な筋肉や腱があり、足の指からかかとの骨などにくっついています。
普段の生活の中で立つ、歩く、走るなどの様々な要因で足が疲労し、その疲労が長期に渡り、足裏の筋肉に蓄積すると、筋肉が過度に緊張した状態になります。
この過度に緊張し、硬くなった筋肉が骨に付着している部位を引っ張ることで微細断裂(小さな傷)や炎症が起き、痛みが出ている状態を足底筋膜炎と言います。
筋肉の引っ張りが更に強くなると、引っ張られ続けた骨が変形してトゲ(骨棘)になります。
一般的にインソール・ストレッチ・
体外衝撃波・手術などの治療が行われます
しかし
思うような改善が見られず、
FMT整体に来院される方が多くいます
なぜ改善しないのか?
足底筋膜炎の原因は
足の裏の筋肉だけではないからです
-
すね・ふくらはぎが影響している場合
左の図を見てもらうとわかるように、足裏とすね・ふくらはぎは筋肉や筋膜で繋がっています。
足底筋膜炎の原因の1つに、すね・ふくらはぎが硬くなっていることが挙げられます。足底の筋肉に影響を与え、緊張を強めることで痛みを起こしている可能性があります。
すねやふくらはぎの緊張から足底筋膜炎の痛みに繋がっているケースは、8割以上の方に見られます。 -
足首・足の指が影響している場合
私たちの足の裏には3つのアーチがあり、それによって地面からの衝撃を吸収しています。しかし、足首や足の指の筋肉が硬くなってしまうと、このアーチ機能が失われてしまい、衝撃が吸収できなくなります。
そのため、より足裏の筋肉やすね・ふくらはぎの筋肉に負担がかかるようになり、足底筋膜炎が慢性化・長期化している場合があります。 -
筋膜が影響している場合
人間の身体には、筋膜という筋肉を包んでいる膜があります。筋膜は全身タイツのように、頭~足裏まで1枚で繋がっています。肩甲骨や背中の筋肉が緊張しているだけでも、腰や太ももの裏~ふくらはぎ、足裏の筋肉と繋がりがある部位に緊張を起こし、筋肉を硬くします。FMT整体グループの足底筋膜炎の症例数は1万を超えますが、特に腰回りの緊張が足底筋膜炎の痛みに繋がっているケースは多いです。そのため、足周辺だけにアプローチをしても症状が良くならないのは当たり前のことなのかもしれません。
長期間インソールやテーピングなどに
頼っている方ほど、
足裏以外の筋肉や筋膜の影響で
治りづらくなっている可能性が高い
FMT整体では
過度な緊張が起きている箇所を探り
筋肉をゆるめていくため
足底筋膜炎を根本的に改善するには?
-
ポイント1すね・ふくらはぎ〜足裏までの
筋肉を柔軟にするFMT整体ではこれまでに1万人以上の足底筋膜炎で悩む方の施術を行ってきましたが、約8割以上の方が、すねやふくらはぎの筋肉が硬くなった結果、足裏の筋肉や筋膜に影響し、足底筋膜炎になっています。
そのため、すねやふくらはぎなどの緊張が多く見られる部位はもちろん、足首や足指など関連する筋肉・筋膜の緊張を特定し、柔軟にしていきます。
人によっては、すね・ふくらはぎの筋肉をしっかりとゆるめるだけで、痛みが改善するケースもあります。
つまり、足底筋膜炎の大きな原因のひとつとして、すね・ふくらはぎの筋肉の緊張が深く関わっていることがわかります。 -
ポイント2首、肩甲骨、背中、腰など
身体全体の筋肉を柔軟にする足裏の筋膜(筋肉を包んでいる膜)は、背面~おでこまで繋がっています。
特に太ももの裏、腰、肩甲骨、首などの筋膜の緊張は、足裏に大きな影響を与えるため、足周辺だけでなく、体全体の緊張をゆるめる方が改善しやすくなります。
つまり、足とは関係ないように思える部位の筋肉が硬くなっていても、足底筋膜炎を引き起こしている要因になっている可能性があるのです。
そのような可能性がある場合は施術範囲を全身に広げ、体全体の筋肉を柔軟にする施術を行っています。 -
ポイント3状態に合わせた生活習慣の
改善・セルフケアに取り組む回復への1番の近道は、症状を引き起こす原因になっている生活習慣を見直し改善していくことです。身体の状態に合わせて、原因となった生活習慣の改善方法や、ご自宅でできるセルフケア方法をお伝えしています。
FMT整体での施術に加えて、毎日のセルフケアを継続することで、より回復しやすくなります。
1日も早く改善できるように、最善の方法を一緒に考えていきます。
ひとくくりに足底筋膜炎と言っても
ひとりひとり、原因となる部位や行動は違います。
その人のこれまでの生活習慣が足裏の痛みに
繋がっているのです。
普段どのような姿勢で過ごすことが多いのか、
お仕事は何をされているのか、
普段やっている趣味や運動はあるのか
などを聞くことにより、
その人のどこの部分に負担がかかっているのか
何が原因なのかを探ることができます。
回復の期間に個人差はあっても、
原因となっている筋肉・筋膜の
柔軟性を取り戻すことができれば、
足底筋膜炎は改善していきます。
そのため、FMT整体では
体の状態と症状を分析・ヒアリングしながら
施術を進めることを大事にしています。
足底筋膜炎は、痛くなってから、
適切なケアまでの期間が早ければ早いほど、
早期に回復していきます。
慢性化・長期化するほど、
原因となる筋肉や筋膜の緊張が複雑化してしまうため
症状が軽症な方よりもどうしても時間がかかる
傾向にあるためです。
また、以下のような治療を3ヶ月以上行っているのに
効果が出ていない場合は、
原因となっている部分に適切なアプローチが
できていない可能性があります。
FMT整体に来院された方が
取り組まれていた治療方法
- アイシング、湿布
- 足底板(インソール、中敷き)
- 痛み止めの注射
- オーダーメイドの靴を作る
- 干渉波・ドップラー波電療法(病院や接骨院でおこなう電気治療)
- スネやふくらはぎのマッサージ、指圧
- テーピング、サポーター
- ストレッチ
- 足裏、足首、ふくらはぎの周辺を鍛える筋トレ(タオルギャザー、足首の曲げ伸ばし、足指のグーチョキパーなど)
- 手術(医師から手術が必要と言われても、回復の可能性は十分にあります)
私たちは、この治療方法を
否定しているわけではありません。
これらの方法で改善された方も
いらっしゃると思います。
しかし、これらの治療を続けても
効果が出ない場合は、
その方法を続けても改善するとは
思えないのも事実です。
人によっては注射や電気治療、マッサージ、
筋トレ、ストレッチなど
筋肉に対して強い刺激の治療を行うことで
治りづらくなったり、
悪化してしまうケース
もあります。
大切なのは、あなたの足底筋膜炎を引き起こしている
原因を特定し、
その原因に対して、
適切なアプローチを行うことです。
FMT整体の施術は、医師監修の臨床試験で
以下の効果や安全性が実証されています。
- 血流速度の向上:全身の血流が良くなる
- 筋硬化度・可動域:筋肉が柔らかくなり、体の動き(可動域)が広がる
- 脳波(α波)の増強:心身ともにリラックスした状態になる
- 疲労度の軽減:疲労が軽減し、心身がスッキリした状態になる
- 自律神経活動度の向上:自律神経を調節する力が高くなる
基本的に自律神経系の不調を抱えている方は、自律神経の活動度が低下しています
これらの結果をふまえ、
さらに足底筋膜炎に効果的な
アプローチの研究を続けていきます。
できるだけ整体に通わなくていいように整体院なのに
そんなことを考えています
FMT整体は、全国5店舗・症例数20万人(2024年現在)を超える整体院グループです。
「どこへ行っても良くならなかった方」を対象に施術・研究を重ねてきた結果、足底筋膜炎や自律神経不調など西洋医学でも解決策が確立されていない症状に対しても多くの改善例があります。
筋肉・神経・脳・刺激に対する体の反応などを医師監修の元、総合的に研究。
自然治癒力を最大化に引き出す独自の手技を用いて、いたずらに長く通わせることなく、最善・最短の改善を目指すのがFMT整体です。
-
安心・安全・痛みのない療法
当院では、強く押したり、揉んだり、叩いたりということはしません。これらは、時として症状の回復を遅らせることがあります。
過緊張により固まっている筋肉を強い力で揉んでしまうと、軟組織が潰れたり、内出血を起こしたりして、筋肉はさらに硬化してしまい、さらに神経を緊張させてしまうのです。
FMT整体の療法は痛みがなく安全なので、7ヶ月の赤ちゃんから、妊婦さん、96歳の方まで施術を受けられている事例があります。あまりの心地よさに寝てしまう方も少なくありません。 -
症状の回復に特化したアプローチ
当院では症状に適切な働きかけを短時間(20分前後)で行います。
足底筋膜炎など、慢性化・長期化した症状を抱える回復力の落ちた身体は刺激に弱く、どれだけ良い治療だとしても、長時間になると疲労となって身体に蓄積していきます。
一時的な効果ではなく根本的なしびれや痛みの改善を目指すなら、長時間の刺激は回復を遅らせることにつながりますので、施術時間はできるだけ短いことが理想です。施術時間や施術内容は、あくまで専門のセラピストがあなたの状態や症状にあわせて判断します
-
臨床経験1万人以上のセラピストが施術
FMT整体は全国に5つの院を構えていますが、すべてのセラピストが臨床経験1万人以上の豊富な経験を持っています。
その経験から「今あなたの身体には何が起こっているのか?」という現状をしっかりと確認し、ひとりひとりの状態にあった施術を行います。
診断名や痛む箇所などの目にみえる「症状」にとらわれることなく、その「人」を診ることを大切にしており、体全体との繋がりや生活習慣なども踏まえて、あなたとともに根本的な改善を目指します。 -
整体院に通わなくても良い状態を目指す
体に起こる症状は「望ましくない習慣を改めなさい」という体からのSOSサインです。
「なぜそれが起こったのか?」を理解しないまま、症状がなくなった=良かったで終わりでは、同じことをくり返す可能性が高まります。
早期改善・再発予防のために、家でも出来るセルフケアや生活習慣の改善の提案を、あなたの状態にあわせてお伝えしていきます。
より良い人生には「健康」がすべての土台です。あなたが自分の体を知り、自分の体を整える術を持っていただくことをサポートするのが私たちの役割です。
メディア実績
- テレビ出演
- 林修のレッスン!今でしょ(テレビ朝日)
- 医者が感心した!
本当に使える“健康動画”ベスト8 - 出版
- 30秒で耳の聞こえがよくなる「耳体操」(PHP研究所)
- 雑誌掲載
- 安心(マキノ出版 )・
PHPからだスマイル(PHP研究所)
-
痛みがない生活がどれだけ幸福なことかを実感。
再発はなく、充実した毎日を過ごしています。S様 20代 女性
FMT整体での施術が終わり、調理師の仕事とスポーツクラブでの運動、先生から教えていただいたセルフケア・ストレッチを続けておりますが、痛みの再発も全くなく、非常に充実した毎日を過ごせるようになりました。
「痛みがないことが当たり前」と思ってる人は多いかもしれませんが、その「痛みのない生活」がどれだけ幸福なことなのだろう…!と実感し、FMT整体をネットで見つけ、勧めてくれた母、諦めかけていた私の足の痛みと向き合い、施術をしてくださった先生…感謝の気持ちでいっぱいです。
「今までできなかったことができるようになる」この感動は大きく、前向きな気持ちにさせてくれました。常に感謝の気持ちを忘れず、色々なことに挑戦して成長していきたいと思っています。
今、痛みに悩んでいる方々、FMT整体の先生方、皆様の健康を心より願っております。本当にありがとうございました! -
趣味のウォーキング中、急に電気が走る様な痛み
3回の施術で楽に歩ける様にM様 50代 女性
5月の終り頃、趣味のウォーキングをしていました。1時間30分程歩き、家に帰ろうとした時、突然足の裏がズキンと電気が走った様に痛み、やっとの思いで家に帰りました。仕事もあり、本当にどうしたらいいのかと途方に暮れてしまいました。足底筋膜炎との診断で山の様な痛み止めが処方されました。
そんな時、FMT整体を知り、さっそく施術して頂きました。1回目と2回目は次の日にびっくりする位かかとが腫れ上がりました。しかし、2日程で腫れがひくと確実に痛みが薄らいでいきました。3回目には初めて施術を受けた時とは比較にならない位、楽に歩いていました。
今はジョギングを楽しんでいます。本当にありがとうございました。 -
ソフトな整体で最初はこんなので治るかな?
と疑問も。
3回目の施術から改善を実感。足の裏が柔らかくなってきた。T様 50代 男性
足底筋膜炎かなと思う症状で、歩くのがつらい状況でホームページを見つけてFMT整体に通うことに。4ヶ月に渡り、計11回。ソフトな整体で、最初はこんなので治るのかな?という疑問が湧きましたが、3回目の施術くらいから改善が実感できました。最初は足の裏全体が固く、炎症を起こす理由もわかりましたが、良くなるにつれ、足の裏も柔らかくなってきたのが実感できました。
歩き方のくせや、筋肉の使い方などから再発する可能性もあるようですので、これからはセルフケアに努めていきたいと思います。
途中、ふくらはぎの肉離れもあり、少し時間もかかりましたが、先生の手はあたたかく、施術はとても気持ちが良かったし、的確でした。FMT整体に来て正解でした。ありがとうございました。 -
施術は今まで経験した治療とは全く違う。
目から鱗でした。T様 30代 男性
足底筋膜炎で気付いた時には症状が急激に悪化し、歩くのもままならない状態でした。
整形外科、はり灸でも改善しなかったのが、FMT整体の施術とアドバイスで改善し、元通り、走れるようにまでなりました。
施術は今まで経験した治療とは全く(というか概念が)違うもので、痛みの原因が患部ではなく、そこに繋がる箇所にあるというもので、まさに目から鱗でした。
今回の経験で、自分の体の感覚が、より研ぎ澄まされていったようにも感じています。ありがとうございました。
-
さまざまなことを試すも良くならない|
Oさん(50代 男性)症状
左足かかとの痛み
(押すと痛む)
長く歩いたり、ゴルフをしたり、長時間負荷がかかると痛む
日常生活には支障なし
長年の慢性腰痛も抱えている来院のきっかけ
Oさんの症状は2〜3ヶ月前から出てきた、左足かかとの痛みでした。
だんだんと痛みが強く出るようになり、あるところから酷くはならないものの、同じような痛みをくり返すようになりました。
整形外科では骨には異常なし。明確な診断はつかず、ストレッチ等を指導されました。あわせて、自分でもいろいろと調べて試すも変化がなく、趣味のゴルフに気兼ねなく取り組むためにも、改善の方法をインターネットで調べる中でFMT整体を見つけ、来院されました。診断・治療計画・方針
Oさんのお体は、足首・足裏の筋肉の硬さだけでなく、背中〜腰周辺の筋肉の硬さが動作に制限をかけ、ゴルフをする中で、結果的に足裏に負担がかかったことで痛みが出たと考えられる状態でした。
このようなパターンは足裏だけ施術をしても良くならなかったり、回復しても運動を再開すると再発する確率も高まりますので、足裏の施術はもちろんですが、その他の箇所をいかにゆるめられるかが早期回復のポイントになります。
そのため、ご自宅で取り組む毎日のセルフケアを中心とした来院の形を勧め、基本的に2週間に1回のペースで来院していただくことになりました。症状改善までの経過(来院時の状態)
- 1回目
- 施術後の反応も、症状の目立った変化もなし。
ただ、次の日カートを使用してゴルフをしたところ痛みが少なかった気もするが、いつもより歩いていないこともあり、施術の効果なのかは不明とのこと。これ以降、足首・腰や股関節周り・肩周りのセルフケアを自宅で継続してもらう
- 2回目
- 痛みが減ってきた。初回を10とすると5,6くらい。ゴルフをすると腰が痛む。
- 3回目
- また痛みが減った。平均3,4くらいだけど、波がある。
仕事の合間にウォーキングで長めに歩いて確認すると、一時的に5〜7の痛みになるときも。 - 4回目
- 運動後の痛みが1〜3に。波があり、痛みがないときもたまに出てきた。
- 5回目
- ほとんど痛みがなくなった。たまに違和感程度がある。
どちらかというと腰の方が痛いかもしれない。 - 6回目
- 足裏の痛みは問題なし。腰もなんとなく軽い気がするとのこと。
施術家からのコメント
痛みがあってもゴルフは休みたくないと思うほど、練習熱心なOさん。
そういったこともあり体に興味があったOさんでしたので、セルフケアも自分なりに工夫しつつ、毎日取り組んでいただけたのが早期回復につながりました。
それ以降もメンテナンスも兼ねて来院されていましたが、再発の様子もみられませんでしたので数回来院ののち様子をみることになりました。 -
マラソンの練習がきっかけで|
Tさん(50代 男性 会社役員)症状
数ヶ月前から
左足裏かかとの痛み最近
朝起きた後、夜中にトイレに行く時に、足を着くとかかとに激痛を感じるように来院のきっかけ
Tさんは、会社の役員をされています。土日の休日は接待ゴルフ。そして平日の夜はお仕事上のお付き合いで会食。飛行機や新幹線での出張も多く、とても忙しい様子です。
昨年2月、京都マラソンに出ることになり、練習を始められてから痛みが出てきました。それから数ヶ月、痛みを抱えながら過ごしていましたが、最近になって朝の寝起きや夜中にトイレに行く際、足を着くとかかとに激痛を感じるようになりました。
病院の診断は受けられておらず、ご自身で「これは大学病院へ行ってもダメだろう」と判断。自分で色々と調べているうちに、当院の足底筋膜炎のYouTubeやホームページを見て、自分の症状だと思われ「説明に納得したので行ってみよう」と来院になりました。
診断・治療計画・方針
Tさんは学生時代に「ラグビーを本格的にやっていた」と言われる通り、ガッシリとした体格です。鍛えてきた様子も伺えるほどでしたが、全身の筋肉に緊張がありました。特に腰回りから太もも、ふくらはぎから足首や足指の動きを係る筋肉に硬さがありました。
症状は足裏かかとの痛みですが、腰回りからのつながりも足部の動きに関係していると感じたので、全身を施術していくと同時に、腰回りや体幹部分の柔らかさを取り戻すことに重点を置きながら、痛みのある足部を調整していくように考えました。
マラソンの練習をきっかけに痛みが出ましたが、体の状態から、足の痛みにつながるような体全体の緊張が元々あったと考えられました。
症状改善までの経過(来院時の状態)
- 2〜
3回目 -
Tさん曰く「可もなく不可もなく」と、特に改善は認められませんでした。日常の歩行では特に大きな痛みはなく、ゴルフ中も足はほとんど気にならない様子でしたが、やはり動き出しの時に一番痛みを感じるようです。
状態を見ながら、施術とあわせて、足首やスネ、ふくらはぎの動きに対するストレッチもお伝えしていきました。
- 4回目
- 少し、痛みの強さが減ったかな?と感じられる程度。でも、痛みのポイントが少し変わった、などの話もされ、今までと違う感覚が出てきたようでした。少しずつ腰回りやふくらはぎの柔らかさが出てきました。
- 5〜
6回目 - 「悪くはなっていない」と大きな改善はなく、一進一退の状況でした。毎日忙しく入浴はシャワーで済ませていましたが、「土日はお風呂の湯船にしっかり浸かっている」と、改善に向けてこちらのアドバイスも取り入れておられました。
- 7回目
- 「明らかによくなっている」と感じている。激痛がなくなったとのこと。今までとは違って、急に変化を感じられた様子でした。そしてTさんは「こんな痛みのない気持ちいい治療で、あの激痛がなくなるなんて」「キツネにつままれたようでビックリです」と施術についての感想も話されました。
その後も週に1回程度の施術を継続していきました。しばらくは1〜2日に1度くらい、ズキっと痛みを感じることがありましたが、今では日常生活の中で、痛みはほとんどなくなりました。
現在、1〜2週間に1度の通院を継続中で、寒くなると可動域の制限が出るという両腕の対処もあわせておこなっています。
施術家からのコメント
足裏の痛み、足底筋膜炎も人それぞれ程度が異なりますが、体のつながりも含めて、原因に対して適切に対処できれば改善していく症状です。また、改善のスピードは、負担を減らし体が回復する時間をどれだけ作れるかにも左右されます。
Tさんも、毎日忙しいスケジュールの中で、休める時間のある土日にはお風呂の湯船にしっかり浸かって、血流をよくしたり、足首やスネ、ふくらはぎを柔らかくするストレッチに取り組まれました。
その結果、初めは大きな変化が出なかった体も、治癒力が次第に正常に働くようになってきたのだと思います。少しでも自分でできることに取り組むことが症状の改善にはとても大切です。 - 2〜
-
休まないと仕事にならない酷い痛み|
Oさん(30代 男性)症状
発症時:足裏全体が痛い→来院時:かかと部分が痛い
(正確には、かかとのフチ)
立っていても座っていても地面にかかとがついていると常に痛い
熱をもったようなジンジンとした痛み
朝も痛いが、夜が一番ひどく、寝ていても痛い来院のきっかけ
Oさん(自営業 兼 ジムトレーナー)が両足のかかとの痛みを発症したのは、バックパッカーとして1ヶ月間の海外旅行中のことでした。きっかけは、ほぼ毎日1〜2万歩歩いたことです。
始めのころは1日休めば回復していたのですが、やがて歩いていないにもかかわらず回復しなくなりました。
帰国後も痛みは続き、レジスタンストレーニング(筋力に負荷をかけるトレーニング)のトレーナーの仕事にも大きく支障が出ていました。当院に来院したのは、旅行から帰ってきて2ヶ月ほど経ったころでした。
Oさんは医療機関は受診していませんでしたが、「足底筋膜炎」に当てはまると思い、片っ端から症状や治療法について調べた結果、「いろいろな病院や治療院のホームページを読んだけど、ここが唯一納得できた」と言い、来院しました。診断・治療計画・方針
もともと強烈な扁平足(へんぺいそく)であることも関係しているのではないか?とOさんは考えていました。
今回の症状のために作ったわけではありませんが、以前から扁平足用のオーダーメイドインソールを定期的に作り替え、常用してきたといいますが、こんなに足が痛くなったのは初めてのことです。
また、ほかには長年の慢性的な腰・背中の痛みにも悩まされ、ギックリ腰がクセになってしまっている様子でした。
ジムトレーナーとは別に行なっている自営業はデスクワークが大半ですが、ずっと座っていられるのは2時間が限界で、職場に置いてある長椅子に横になって休まないと仕事にならないほどの酷い痛み方でした。Oさんは体格がよく、また筋肉を鍛えるジムトレーナーの仕事もしていることもあって、ところどころに硬さが見られましたが、特に以下の部分が気になりました。
- お尻〜太もも裏側〜ふくらはぎにかけて、特に下半身の裏側の筋肉が硬く、張っている
足のかかとの痛みだけではなく、腰や背中痛みの原因にもなりやすい箇所である - 首にこり、巻き肩、円背気味
これも腰や背中の痛みの大きな一因になりやすい - 足の指が浮き指気味かつ、足の甲やすねの筋肉が張っていて硬い
足の裏の筋肉をまんべんなく使えていないため、同じところにばかり負担がかかっている可能性がある
上記のことをお伝えするのと合わせて、お仕事であるレジスタントトレーニングは、筋肉を縮めて硬くしやすいため、なるべくやりすぎないようにと伝え、週1回のペースで施術を受けることになりました。
症状改善までの経過(来院時の状態)
- 1回目
- 施術直後に床に足をついた時、「左足の痛みが少し良い」。右足は特に変化なくジンジンしているが、施術の手応えを感じた様子。
なお、Oさんは、今後のことも考え足も腰や背中もちゃんと治すためにも、ジムトレーナーの仕事は一旦完全にお休みすることにしたとのこと。 - 2〜
3回目 - 左足はすごく良くなって初回が10だとすると3〜4に。左に比べると右足はやや痛いが、痛みよりも熱さが気になるように。
足が良くなってきたから、むしろ腰・背中の方が辛いと感じるように。相変わらずデスクワークは2時間が限界。家でできる腰のセルフケアをお伝えする。 - 4回目
- 左足はほぼ痛みなし。右足は熱さのみが残っている。40℃の熱が出たときのような熱さに感じるという。
- 5回目
- 何も感じない時と、熱感が出る時とで波があった。
腰の痛みは1日だけすごく痛い日があったが、それ以外はほとんど痛まなくなってきて、仕事中も2時間おきに休まなくても大丈夫になってきた。調子が良いため2週間空けてみることに。 - 6〜
7回目 - 動いたり、蹲踞(そんきょ)の姿勢をとると、右足に熱感はまだ出るが、両足ともにほぼ痛い時はなかった。すねが前よりも柔らかくなってきた実感がある。
腰・背中も少しずつ良くなってきた。痛くなる前に早めに自分で姿勢を変えたり体操を行なっていることもあり、仕事への支障がなくなった。 - 8回目
- ジムトレーナーの仕事に復帰。ベンチプレスをしたところ、ぎっくり腰(背中)になりそうな怪しい感じはしたものの、結果的に大丈夫だった。足も腰・背中も痛むことなく良い感じだった。
- 9回目
-
前回から2ヶ月空いての来院。お仕事を再開して忙しいこともあったのと、来院しなくても大丈夫と思えるまでに痛みがなかったが、最近行ってきた1週間の旅行でたくさん歩いたことで足の痛みがぶり返した。
とはいっても、以前の痛みが10だとすると、今回は右足1〜2:左足1ほどで生活への支障も気持ちの不安もない様子。もしもまた痛くなったら今回みたいに早めに来るようお伝えして終了。
なお、腰・背中はすっかり良くなって、全く問題なかった。
どんな症状にも言えることですが、症状が出たら早めに適切な対処を行えば、早く回復していくケースが多いです。Oさんも今回の症状を通して、そのことを実感したようでした。
- お尻〜太もも裏側〜ふくらはぎにかけて、特に下半身の裏側の筋肉が硬く、張っている
-
立ちっぱなしの仕事で|
Nさん(70代 女性 パートタイマー)症状
来院の2年前から
うすうすとした痛みを時々かかとに感じていた来院から8ヶ月前
痛みが強くなり始めた来院のきっかけ
Nさんは2年前から病院の厨房配膳で、6:00〜13:00の7時間、立ちっぱなしのお仕事をしてきました。時々うすうすとした痛みをかかとに感じていましたが、ただの疲れだと思い、そのうち治るだろうとさほど気にしていませんでした。明らかに痛みが強くなり始めたのは初来院の8ヶ月前からでした。
整形外科に行ったものの特に診断名はつかず、具体的な治療の提案も特になかったそうです。症状は改善する気配がなくどうしたらいいのかわからずにいたところ、姪御さんがインターネットでFMT整体を見つけてくれたそうで、自分の症状が足底筋膜炎のページに書かれていることと当てはまるところが多かったため来院を決めました。
初来院したときは歩くのも辛い状態で杖をお持ちでした。地面に足をついた時の衝撃を和らげるために、足を擦って歩く不自然な動作を続けていたせいか、左側のお尻に筋肉痛も出ていました。また、指で押すと土踏まずの内側に痛みがありました。
そのほか、朝の一歩目が痛むのと、半日立ちっぱなしのため仕事中も痛みがひどく、大きな支障が出ていました。診断・治療計画・方針
Nさんのお体は下半身を中心に全体的に硬くなっていました。特に足首周辺の筋肉の動きが悪くなっていました。
もともと足首が硬いせいで足裏に痛みが出たのか、それとも足裏が痛くなったのをかばうために足首が硬くなってしまったかのどちらか、もしくはその両方の可能性が考えられました。足首が硬くなると、足の甲やすね、ふくらはぎなども連動して動きが悪くなりやすいため、左側のお尻に筋肉痛のような症状が出ていることも無関係ではないと思いました。まずは足首周りの柔軟性を取り戻すことが先決と思われました。
Nさんは区のスポーツセンターへ毎週水泳に通っていましたが、運動による負担を減らすためと低い水温で体を冷やさないためにも一旦やめてもらい、代わりによく温めることを伝えました。
症状改善までの経過(来院時の状態)
- 2回目
- 前回施術を受けた後、今まで痛みが出たことがなかった足の甲や左の腰にも、好転反応と思しき痛みを一時的に感じることがあったが、翌朝の一歩目の痛みがなくなる。「一日一日良くなってきた気がする」とのこと。
- 3回目
- 前回の後、太ももの前側にハリを感じるようになった。痛くなりそうな気がするのでまだ右足に体重をかけきれていないが、「だいぶ痛みが取れてきた」とのこと。杖もいらなくなる。
調子が安定してきたので、さらなる早期回復のため、状態に合ったセルフケアをお伝えする。 - 4回目
- 最初の痛みが10だとすると、半分以下に。この日、施術予約の20分以上前に到着されたNさん。「痛くて早くは歩けないだろうと思って家を早めに出たんですが、スタスタ歩けるようになってきたので、今日は早く着きすぎてしまいました」とびっくり嬉しそうな様子。
- 5回目
- 「8割方良くなってきた。」とのこと。けれども、時々痛みが強くなるのと、脚全体のハリが気になるようになったので、脚全体のセルフケアを新たにお伝えする。
- 6〜
8回目 - 当初痛かった足裏の痛みはなくなる。代わりに足の甲にズキンとした痛みと腫れが出てくることが増えた。また、足裏をつることがあった。すごく痛むわけではなく、全体的な調子は良いので、これまでの週に1回だった通院ペースを2週間に1回にしてみることに。
- 9〜
11回目 - まだ足裏は時々つるが、だいぶ良い。プールも再開したが悪化することはない。力をぐっと入れると時々痛むので少し怖さはあるが、痛くない時の方が圧倒的に多い。前は痛くて足を擦って歩いていたのが治ったため、歩き方が違うと周囲の人から言われた。調子が良いので3週間に1回ペースに。
- 12〜
13回目 - 朝、足の甲と足首に若干の痛みが出ることがあったが、日に日に少しずつ薄れてきているし、生活には全く支障がない。当初一番気になっていた足裏は引き続き全く痛くない。
だいぶ調子も良いので、今後はメンテナンスとして1ヵ月に1回ペースで診ていくことにし、ご自身でもセルフケアを続けていくことになりました。
つい最近も来院されましたが、ほんの少し違和感が出る時があるものの、引き続き順調なようです。
自分でセルフケアを続けていたことで、体の感覚に意識が向くようになり、今までより早く違和感に気付けるようになったので、早めに休んだりケアをするようになったと言います。
足は、全く使わないで生活するわけにはいかない部位なので、気をつけていてもどうしても負担がかかってしまうところなのですが、Nさんは毎日ケアを丁寧に続けたことで、早期改善と再発防止につながったのだと考えられます。
- 足底筋膜炎と診断を受けていないのですが、見てもらえますか?
-
はい、可能です。
足底筋膜炎と診断をされていなくても、
- 時間帯によって、痛みに波がある
- 温めると少し症状が楽になる
- 冷えると痛みが強くなる
など、痛みに波や動きがある方は、筋肉の過度な緊張が原因になっている可能性が高いので、整体での改善が期待できます。
- 改善するまでに何回くらいかかりますか?
- 過去の事例に基づくと、軽度な方であれば「3~5回前後」慢性化・重症化している方であれば「8~10回前後」がひとつの目安です。
もちろん、人によって生活習慣、症状の状態、発症からどれくらい経っているか、などで改善のスピードが変わってきます。
患者さんの症例という項目に回数ごとの体の変化も載せていますので、参考にしてみてください。 - どのくらいの頻度で通えばいいですか?
-
基本的には週1回くらいが理想と考えております。
しかし、症状の状態や県外など遠方から来られる方もいますので、さまざまな状況・状態を踏まえ、担当の施術家と最適な計画を立て、改善を目指していきます。ただ、ひとつ言えることは、ダラダラとした治療はあまり良い効果を生まないということです。
できるだけ短い期間でお金を使わずに改善するのが一番望ましいと考えておりますので、治療期間中はできるだけ治療に専念できるような状況を作るということが良いでしょう。その都度、ご自身の意思で予約・来院を決めていただきたいため、回数券の販売は行なっておりません。
足底筋膜炎が良くなったほとんどの患者さんは、
「普通に歩けるってこんなに幸せなことなんですね。」
とおっしゃいます。
痛みを気にせず好きなところに行ける。
誰かに気を使うことなく、
痛みにあわせず予定を立てられる。
そんな当たり前の毎日を過ごせるように
まずは、あなたの「足の痛みを治すこと」を
最優先にしてあげてください。
大丈夫です。きっと良くなります。
症状回復のために私たちも全力で
サポートしていきます