こんにちは。FMT整体の三浦です。
私は20代から花粉症で薬が手放せませんでしたが、
体質改善に取り組んだ結果、昨年は春先に薬を数回飲んだだけ。
以降、花粉飛散量が多いとくしゃみや目のかゆみはありましたが、
薬を飲むほどではありませんでした。
その体質改善方法はこちらをご覧ください。
→花粉症改善のカギは、「入れる」よりも「出す」こと。
ですから、花粉症は改善していくということを
患者さんにお伝えしているところでした。
腱鞘炎で通うIさんにもそんなお話しをしたところ、
「私も蕎麦の食べ放題後、長年のひどい花粉症が劇的に改善しました。」
というお話しをいただきました。
十割の蕎麦と蕎麦湯が一番効くとのこと。
ただ、理由が分からないので、これまで誰にも話してこなかったそうです。
とても興味深いお話。
このメカニズムが分かり、ある程度再現性があれば、
花粉症で悩む人に役立つ情報となるはず。
早速調べると、蕎麦には「ケルセチン」という
フラボノイド(ポリフェノール)が含まれていることが分かりました。
このケルセチン、高い「抗炎症作用」があり、
目、鼻、喉の粘膜を安定させ、
炎症を起こすヒスタミンを出しにくくするとのこと。
米国オハイオ州立大学の研究によれば、
市販の抗アレルギー薬よりケルセチンの方が
ヒスタミンの放出を抑えるという結果も出ています。
また、非常に高い「抗酸化作用」もあります。
特に、免疫と深いかかわりのある腸の細胞を酸化ストレスから
守ってくれるということです。
ほとんどの病気は、
「体内に生じた活性酸素が身体のあちこちに炎症を起こしていくことが原因」
との考え方も主流となりつつあります(※)。
ケルセチンには花粉症改善だけではなく
多くの効能が期待できるかもしれません。
※ 本来、活性酸素は免疫機能としても働くもので必要なものですが、
多くなりすぎると、問題が出てきます。
炎症反応も本来、身体を治すために必要な反応なのですが
活性酸素が多すぎると、正常な細胞を傷つけ不要な炎症を起こし、
癌や心臓病やその他の生活習慣病を引き起こしてしまうと言われています。
蕎麦を継続的に食べ続けるのは難しい場合もあると思ったので、
他の食材でケルセチンを手軽に摂れるものはないか調べると
玉ねぎの皮に、身体に吸収されやすい配糖体という形で
ケルセチンが非常に多く含まれていることが分かりました。
(玉ねぎ自体にも含まれていますが、皮はその30倍多く含まれています。)
「玉ねぎの皮の粉茶」が安価で市販されていますので、
これなら簡単に定期的に飲用することができます。
早速その粉茶を購入し飲んでみたところ、
即効性があり、1回飲んだだけでほとんど花粉症の症状が出なくなり、
飲みはじめて約1か月、今では花粉が飛んでいることすら分からなくなりつつあります。
現在5名ほどの知人や患者さんにお話ししたのですが、
実践された4名の方からはほぼ1週間以内に
花粉症が改善されたとの報告があり、再現性もあるようです。
※追記:その後もお伝えした方の8割以上に明確な効果があります。
・・・本来、根本的に花粉症を改善させるためには、
肉体的・精神的ストレスによって活性酸素を多く生じさせないよう、
生活習慣の改善や思考の改善が何より大切ですし
効くか否かは、人によってやってみないと分からない部分もありますが
実際に効果のほどを確かめてみるのも一興かと思います。
そして、その知識や体験、考え方が、花粉症だけではなく
今後、健康な生活を送る上で役に立つことがあれば幸いです。
もし、よい変化があったら、是非、教えて下さいね。