症例

腰の痛みが出なかった理由とは?

古い教室

腰痛

患者さんとの会話では、体の不思議な反応を聞くこともたくさんあります。

少し前のことですが、手のしびれと腰の痛みで通院された、86才女性との話です。

施術前に、「不思議なことに気が付いたんです!」と言われました。

話を聞くと、年に数回、友人で集まり、昔話を交えて楽しくお話をする機会があるそうです。先日のその帰り道、いつもの腰の痛みがなかったそうです。そして、よく考えてみると、昨年集まった他の2度の機会も、その帰り道は痛くなかったと・・・。

「こんなことあるんですか?」と尋ねられました

いつもの腰の痛みが、お友達と出会ったその時だけなかったなんて、不思議ですね。

 

その理由は・・・

懐かしいお友達と楽しくお話ができて、心身ともリラックスできた時間だったんでしょうね。心と体の状態(緊張具合)は、深い関係があります。

痛みは脳で作られます。そしてその強さを左右するものは感情だと言われています。痛いことに意識を集中したり、怒り、不安がある状態では、痛みを強くしてしまいます。反対に、楽しいこと、心地よいこと、うれしいことなどに意識を向けると、体が緩み、痛みは軽減します。脳も痛みを忘れることがあるようです。

体に起こる痛みや不調は、心のもち方を少し変えるだけで、良くなるきっかけがつかめるかもしれません。

その日は、そんな不思議な体の話をしながらの施術となりました。

 

施術の場面では、患者さん、そして時には、このように人生の大先輩から、懐かしいお話しと一緒に、体が良くなっていくために必要なことを改めて学ばせてもらうことがたくさんあります。

ありがとうございます。

 

 

この記事を書いた人

山田泰行

山田 泰行

新大阪駅前院担当。2男1女の父。FMT整体で大切にされていたのは「靴を揃える」などの当たり前のルール。そんな環境からか、日に日に良くなり痛みを通じ成長する息子に触発され、公務員から施術家の道へ。現在進行形で学びながら、皆さんの人生のきっかけとなる場を提供していきます。