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臨床エビデンス試験報告【自律神経活動度】

エビデンス

FMT整体では、安心して施術を受けていただくための取り組みとして、医師監修の元、効果の裏付けとなる医学的根拠(エビデンス)の取得やアプローチの検証・研究活動を続けています。

今回は、その中でも「自律神経」に着目した試験結果をお伝えいたします。

試験の内容

FMT整体の施術を一度も受けたことがない(事前に認識もしていない)健常者12名を対象に、施術あり・施術なしで施術前後の比較を行いました。
※自律神経活動度・交感神経活動度・副交感神経活動度を HRV2018 自律神経測定器で測定

試験結果

試験の結果は、以下のグラフの通りとなり、施術を受けることで自律神経活動度の向上(自律神経を調節する力が高くなる)が実証されました。自律神経活動度グラフ※グラフの見方
・施術あり:20分間の施術前後の差
・施術なし:何もせず20分間あお向けで寝た前後の差

試験結果を踏まえて

一般的な整体やマッサージなどでは、自律神経系の不調に対して「筋肉をゆるめて副交感神経を優位にする」という説明をされるケースが多いですが、これは正解でもあり、間違っている場合もあります。

なぜなら、交感神経優位になりすぎていることが原因で起きている症状には、副交感神経の働きを良くすることが望ましいですが、副交感神経優位で起きている症状には、交感神経がしっかりと働くことが大切になってくるためです。
(うつ症状などは、副交感神経が優位になりすぎているケースが多いです)

今回、FMT整体の施術を行なったことで、

・施術を受ける前に交感神経優位だった方は、副交感神経の働きが良くなる
・施術を受ける前に副交感神経優位だった方は、交感神経の働きが良くなる

という動きが確認され、環境や状況によって、自律神経が適切に働き、体を調整できる力(自律神経の活動度)が向上したという結果となりました。

自律神経失調症(自律神経の調整が失われている)という言葉の通り、自律神経系の不調は、自律神経の調節機能が上手く働いていない状態です。

この調整機能を本来の状態に戻していくことができれば、自律神経系の不調は緩和・改善に向かいます。

現在、自律神経不調で来院される方は増えていますので、FMT整体としてもより効果的な施術のアプローチ、セルフケア方法の研究・検証を続けていきます。