手術をしなくても改善できる可能性があります

3ヶ月以上治らない手根管症候群の専門整体院

  • 医師監修
  • 18万人の施術実績
  • 痛くない整体

全国5店舗
施術が受けられます

東京目白院
JR目白駅から徒歩5分
横浜センター南院
センター南駅から徒歩3分
愛知小牧本院
春日井ICから車で10分
長野院
JR上諏訪駅から車で6分
大阪院
JR新大阪駅から徒歩1分

手のしびれや痛みで悩んでいませんか?

  • 手先がしびれる、感覚がない
  • 手に不快感がある、腕全体がだるい
  • 箸やペンが持てない
  • ペットボトルの蓋が開けられない
  • 夜中や明け方に激しい手の痛みで目が覚める
  • 朝起きると手のこわばりが強い
  • 親指の付け根の筋肉が痩せてしまった

など、普段の生活に支障が出るほどの手の痛みやしびれでお悩みではありませんか?
これらは、手根管症候群の主な症状です。

なぜ、手のしびれや痛みが起きるのか?

手のひらの付け根の部分の断面を見てみると、「手根管」というトンネルがあります。このトンネルは、手首の骨と靭帯に囲まれていて、その中を9本の腱と正中神経が通っています。
手根管症候群は、このトンネル内が何かしらの原因で炎症を起こしたり、狭くなったりすることで正中神経が圧迫され、手のしびれや痛みなどが起きると一般的に言われています。

そのため手術は、トンネルの一部である横手根靭帯を完全に切断し、トンネル内の圧力を軽減させることを目的としています。

  1. 一般的に薬やサポーターで様子をみても
    良くならない場合は・・・
  2. 最終的に手術を勧められます
  3. しかし
  4. 手術をしてもよくならない
    再発してしまう方が
    FMT整体に多く来られます
  5. なぜ治らないのか?
  6. 手根管症候群の根本的な原因は
    「手」だけではないからです

毛根管症候群の根本的な原因

  • 前腕の過度な緊張が神経圧迫に繋がる

    手根管症候群は、手根管と呼ばれる手首の部分で何かしらの神経圧迫が起きている状態ですが、その代表的な原因が前腕の筋肉や筋膜など、周辺組織が緊張することによる圧迫です。
    手根管は小さな骨で作られた狭いトンネルで、その狭い空間の中を腱や太い神経が通り、靭帯で囲んでいます。
    そのため、手根管を通っている腱が前腕の緊張などで引っ張られることにより、硬くなったり、むくんだり、腫れて太くなることで正中神経が圧迫され、手のしびれや痛みに繋がります。

  • 首から上腕の緊張による神経圧迫

    神経が圧迫されるのは、手首周辺だけではありません。手に繋がる神経は、首から手まで繋がっています。神経は筋肉の間を通っているため、首から手までのどこかで筋肉の緊張が起きていると、その箇所で神経圧迫が起きて手のしびれに繋がります。
    FMT整体グループの手根管症候群の症例数は1万を超えますが、手だけではなく、肩や脇、上腕や肘などで神経圧迫が起きている方が多く見られます。そのため、手だけを手術しても症状が良くならないのは当たり前のことなのかもしれません。

    症状の原因や状態には個人差があります。特定の原因と決めつけるわけではありません。

患部である手や手首だけにアプローチしても改善されない

  1. 首・肩・背中・肘など
    手と関連する箇所の影響が強ければ強いほど
    手術などでは良くならない可能性が高い
  2. FMT整体では
  3. 神経圧迫が起きている箇所を探り
    筋肉をゆるめていくため
  4. 手術せずに改善を目指すことが可能

手根管症候群を根本的に改善するには?

  1. ポイント1首〜手までの筋肉の緊張を柔軟にする

    FMT整体ではこれまでに1万人以上の手根管症候群で悩む方の施術を行ってきましたが、手の先、手のひら、手首周辺のみに原因があるケースは、ほとんどありませんでした。

    手の神経は、首→脇の下→上腕→前腕→指先と繋がっています。そのため、どの箇所で神経圧迫が起きているかを確認しながら施術を行なっていきます。

    症状を伺いながら手先から首にかけて状態を確認させていただいていますが、特に脇の下や肘の周りなど、細かい部分で神経圧迫が起きているケースが多いです。
    痛みやしびれなどの症状が強い方ほど、強い圧で触れると緊張が強くなってしまうため、その方の筋肉がいちばんゆるみやすい適切な圧で施術をするように心掛けています。

  2. ポイント2背中・腰・下半身など
    身体全体の筋肉を柔軟にする

    人間の身体には筋膜という筋肉を包んでいる膜があります。筋膜は全身タイツのように、頭〜足まで1枚で繋がっています。

    全身の筋肉のうち、約3分の2は下半身にあると言われています。下半身の筋肉が硬くなってしまうと、筋膜のつながりにより上半身にまで影響が及び、最終的には首や肩、腕などの筋肉にも不調や症状が現れるようになります。

    つまり、腰や太もも、ふくはらぎなど、手の症状とは関係ないように思える部位の筋肉が硬くなっていても、手のしびれを引き起こしている要因になっている可能性があります。
    そういう可能性がある場合は施術範囲を全身に広げ、体全体の筋肉を柔軟にする施術を行っています。

  3. ポイント3状態に合わせた
    生活習慣の改善・セルフケアに取り組む

    動画をクリックすると、手根管症候群の説明や今すぐできるセルフケアを視聴できます。

    回復への1番の近道は、症状を引き起こす原因になっている生活習慣を見直し改善していくことです。身体の状態に合わせて、原因となった生活習慣の改善方法や、ご自宅でできるセルフケア方法をお伝えしています。

    FMT整体での施術に加えて、毎日のセルフケアを継続することで、より回復しやすくなります。
    1日も早く改善できるように、最善の方法を一緒に考えていきます。

ひとりひとりの症状や原因に合わせて治療することが重要です

手根管症候群は、いきなり発症するものではなく、
これまでの生活習慣の積み重ねの結果が
手のしびれや痛みに繋がっています。

例えば、美容師、花屋さんは、ハサミを
長時間使うことで、
手のひらや手首、肘などに
負担がかかります。
子育てや介護などをされている方は、力を使うので
腕や胸、背中の筋肉が硬くなるなど、
原因や負担がかかる部位は様々です。

このように原因となっている箇所や症状は
人によって異なるため、
体の状態と症状を分析・ヒアリングしながら、施術
を進めることをFMT整体では大切にしています。

あなたの大切な手だから...手術を選択する前にご相談ください

手術は最終手段にしておき、
その前に改善に向けて
できることを試してみませんか?

病院などで治療しても良くならなかった
患者さんから
どのような治療を受けてきたのかお聞きすると
下記が挙げられました。

  1. アイシング、湿布
  2. 消炎鎮痛剤、リリカ、メチコバール
  3. ステロイド注射・ブロック注射
  4. 電気・超音波・レーザー治療
  5. ストレッチ
  6. マッサージ
  7. グーパー体操
  8. 手術

私たちは、この治療方法を否定しているわけでは
ありません。

これらの方法で改善された方も
いらっしゃると思います。

しかし、これらの治療を続けても
効果が出ない場合は、
その治療を続けても改善するとは
思えないのも事実です。

人によっては注射や電気治療、マッサージなど
筋肉に対して強い刺激の治療を行うことで
治りづらくなったり、
悪化してしまうケースもあります。

大事なのは痛みやしびれの根本的な原因を解決する
あなたの状態に合ったアプローチを行うことです。

医師監修の臨床試験で
効果や安全性を実証済み

FMT整体の施術は、医師監修の臨床試験で
以下の効果や安全性が実証されています。

  • 血流速度の向上:全身の血流が良くなる
  • 筋硬化度・可動域:筋肉が柔らかくなり、体の動き(可動域)が広がる
  • 脳波(α波)の増強:心身ともにリラックスした状態になる
  • 疲労度の軽減:疲労が軽減し、心身がスッキリした状態になる
  • 自律神経活動度の向上:自律神経を調節する力が高くなる

基本的に自律神経系の不調を抱えている方は、自律神経の活動度が低下しています

これらの結果をふまえ、
さらに手根管症候群に効果的な
アプローチの研究を続けていきます。

3ヶ月以上治らない
手根管症候群の専門整体院

医師監修の臨床試験で効果や安全性を実証済

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FMT整体の特徴

  • 安心・安全・痛みのない療法

    当院では、強く押したり、揉んだり、叩いたりということはしません。これらは、時として症状の回復を遅らせることがあります。
    過緊張により固まっている筋肉を強い力で揉んでしまうと、軟組織が潰れたり、内出血を起こしたりして、筋肉はさらに硬化してしまい、さらに神経を緊張させてしまうのです。
    FMTの療法は痛みがなく安全なので、7ヶ月の赤ちゃんから、妊婦さん、96歳の方まで施術を受けられている事例があります。あまりの心地よさに寝てしまう方も少なくありません。

  • 症状の回復に特化したアプローチ

    当院では症状に適切な働きかけを短時間(20分前後)で行います。
    手根管症候群など、慢性化・長期化した症状を抱える回復力の落ちた身体は刺激に弱く、どれだけ良い治療だとしても、長時間になると疲労となって身体に蓄積していきます。
    一時的な効果ではなく根本的なしびれや痛みの改善を目指すなら、長時間の刺激は回復を遅らせることにつながりますので、施術時間はできるだけ短いことが理想です。

    施術時間や施術内容は、あくまで専門のセラピストがあなたの状態や症状にあわせて判断します

  • 臨床経験1万人以上のセラピストが施術

    FMT整体は全国に5つの院を構えていますが、すべてのセラピストが臨床経験1万人以上の豊富な経験を持っています。
    その経験から「今あなたの身体には何が起こっているのか?」という現状をしっかりと確認し、ひとりひとりの状態にあった施術を行います。 診断名や痛む箇所などの目にみえる「症状」にとらわれることなく、その「人」を診ることを大切にしており、体全体との繋がりや生活習慣なども踏まえて、あなたとともに根本的な改善を目指します。

  • 整体院に通わなくても良い状態を目指す

    体に起こる症状は「望ましくない習慣を改めなさい」という体からのSOSサインです。
    「なぜそれが起こったのか?」を理解しないまま、症状がなくなった=良かったで終わりでは、同じことをくり返す可能性が高まります。
    早期改善・再発予防のために、家でも出来るセルフケアや生活習慣の改善の提案を、あなたの状態にあわせてお伝えしていきます。
    より良い人生には「健康」がすべての土台です。あなたが自分の体を知り、自分の体を整える術を持っていただくことをサポートするのが私たちの役割です。

メディア実績

テレビ出演
林修のレッスン!今でしょ(テレビ朝日)
医者が感心した!
本当に使える“健康動画”ベスト8
出版
30秒で耳の聞こえがよくなる「耳体操」(PHP研究所)
雑誌掲載
安心(マキノ出版)
PHPからだスマイル(PHP研究所)

手根管症候群の治療で来院されていた患者さんの声

  • 手術を覚悟していたのが
    数ヶ月で回復でき
    感謝の気持ちでいっぱいです

    T様 60代 女性

    手根管症候群を患い5年くらいになります。しびれがひどくなり、そろそろ手術をしなければと思っていましたが、手術をしないで済むのであればと思い、インターネットでFMT整体を知り、治療を始めました。
    最初の施術で左手のしびれがとれました。数十分の間に、しびれがとれていくのが信じられませんでした。思わず「どうしてしびれがとれたのですか?」と聞いてしまいました。
    右手は8回ほど施術をしていただきましたが、左手は1回のみで、手術を覚悟していたのが、数ヶ月で回復でき、感謝の気持ちでいっぱいです。
    治癒能力を信じ、怪我や病気と向き合っていこうと思うようになりました。
    ありがとうございました。

    症状が改善する期間には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

  • 朝起きると腕に激痛が走り
    ドアノブもにぎることが
    できませんでした

    H様 20代 女性

    手がしびれるようになり、病院に行くと手根管症候群という診察を受けました。
    仕事にも影響してくるようになり、手根管症候群を完治する方法はないかインターネットで調べていると、このFMT整体さんのことを知りました。
    施術を受ける前は朝起きると腕に激痛が走り、ドアノブもにぎることができませんでした。常に手がしびれる感覚があり、良くなる日がくるのか不安に思っていました。
    施術を受けていくにつれ、どんどん手のしびれが改善されていき、朝激痛が走ることもなくなっていきました。
    施術の内容も強く押したり揉んだりはせず、優しくほぐされていくような感じでした。
    12回の施術をしてもらい、見事に完治することができました。FMT整体さんのおかげです。先生のみなさんありがとうございました。

    症状が改善する期間には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

  • 今までにカイロプラクティック
    気功、鍼灸、整体に
    行ったけど、良くならなかった

    I様 30代 男性

    手根管症候群と整形外科で診断され、手術をすぐにでもした方が良いよと言われた状態でFMT整体を知り、通わせて頂きました。はじめは本当に治るかな?なんて考えながら通っていました。
    なぜなら今迄にカイロプラクティック、気功、鍼灸、整体に行きましたが、症状は良くならなかったからです。
    FMT整体で治らなかったら手術しかないと考えていましたが、来るたびに良くなっていくのが実感でき、今日で最後の施術を迎えました。自分でも信じられない感じです。FMT整体に出会え、先生に出会え、本当に感謝しています。ありがとうございました。

    症状が改善する期間には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

手根管症候群の治療で来院されていた患者さんの症例

手が使えなくなっていくことへの恐怖
Yさん(50代 女性)

症状

手のしびれ、痛み
力が入らない
手首が曲がらない
夜間は痛みで眠れないときも

来院のきっかけ

Yさんは半年ほど前からあらわれた手のしびれに悩まされていました。
症状がひどくなり痛みで夜も眠れない状態になってきたので整形外科へ。ステロイドの使用で夜間の痛みはおさまってきたものの手のしびれは消えず、固定具を付けていたために手首は固まって動かなくなり、使えない左手をかばって酷使した右手には腱鞘炎の症状が。
2ヶ月後に手術の予定が決まるも、手術に対する恐怖と両手が使えなっていくことへの恐ろしさとで激しいストレス状態が続きます。
あわせて鍼治療なども試しましたが思うような結果につながらなかったため、FMT整体の患者であるお姉さんに以前から来院を勧められていた当院へ、手術を避けたい一心で来院されました。

診断・治療計画・方針

Yさんのお体は、頭部・首周辺と腰背部にとくに強い緊張を有していました。
過去にパニック発作のような症状を経験していることからも、今回の手根管症候群の症状は手首周辺の緊張のみで起こっているものではないことが想像できました。
首や背中などをゆるめることの重要性を説明し、まずは週に1回のペースで来院することになりました。

症状改善までの経過(来院時の状態)

1回目
施術後、一時的に左脇の違和感とひっぱりを感じる。
2回目
施術後の反応もなく、大きな変化はなし。
3〜4回目
時折、強いしびれや痛み、手のこわばりが強い日が出てくる。
少し筋肉の緊張が取れてきた箇所がみられたため、ここから自宅でのセルフケアを追加する。
5回目
1日の中で2〜3時間こわばりが強い時間帯があるものの、前回のような強い痛みは出ていない。
全体として、しびれや痛みはあるものの以前より落ち着いている気がするとのこと。
6回目
ここ数週間はこわばりが強い日もあるが、痛みやしびれは収まってきた。
整形外科での手術前診療にて現在の状態について話をし、手術は様子をみることに。
7回目
こわばりは相変わらず残っているものの、この1週間もしびれはなかったとのこと。

「以前のような普通の生活がしたい」そう願って来院されたYさん。
手術の必要がなくなったと報告してくださったときの表情は、とても明るく穏やかなものでした。
寒さや仕事が立て込むと時々こわばりが起こる日もあるようですが、心配や不安だらけだった自分の身体に対しても、ひとつずつ落ち着いて対処ができるようになったようです。
現在は、体のメンテナンスと固まってしまった手首の可動域改善のために、2週間に1回ほどの来院とご自宅でのセルフケアを継続されています。

症状が改善する期間には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

手術を勧められた手根管症候群が改善
Iさん(60代 男性)

症状

3〜4ヶ月前から

  • 左手全体のしびれ(特に親指〜中指が強め)
  • 当初は夜中〜朝だけだったのが、常時しびれるように
  • こわばりや握力の低下も出てきて不安

来院のきっかけ

整形外科で処方された痛み止め薬では改善せず、このまま治らない場合、最終的には「手術」を打診されました。

治るなら手術でも良いとはじめは思ったそうですが、よくよく調べると確実に治る保証があるわけではなく、術後後遺症の可能性もあることや手術後はしばらく手が使えなくなることを懸念し、ホームページで手術なしで改善できる方法を探して当院に来院されました。

実は10年前にも一度、同じようなしびれが起きたことがあり、当時受診した医療機関では頚椎脊椎管の変形が原因だといわれていました。

日本百名山をすべて制覇するほどのIさんは、急斜面を登る際に鎖につかまったり、岩をつかんだりして手を酷使してきたことのほか、滑ったり転んだりして骨折するほどのケガを身体中にしてきたこと、さらには、デスクワーク続きによる猫背も関係しているのではないか?という考えもあり、患部だけを手術することに納得しきれていなかったこともお話ししてくれました。

診断・治療計画・方針

Iさんの身体は全体的に硬いところがありましたが、中でも首〜肩から腕〜手にかけて特に筋肉が硬く張っていました。
いずれも手指につながる神経の通り道です。

  • このうちのどこかで神経の圧迫が起きている可能性があること
  • 筋肉の硬さが原因であれば、柔らかくしていくことで圧迫が解消され、症状改善していく可能性が高いこと
  • 仮に頚椎の変形(ヘルニアや狭窄など)があるとしても、症状改善していく方が多いこと

などをお伝えし、週1回ペースで施術を受けることになりました。

症状改善までの経過(来院時の状態)

初回施術後
翌朝はほぼ症状を感じなかったが、その後は元どおりに。手や腕をゆるめるためのセルフケアをお伝えした。
2〜4回目
大きくは変わらないが、少しずつ良い感じ。
Iさんから、握力の低下が不安なため筋トレをした方がいいか?と質問があったが、筋トレは筋肉を縮める動きの繰り返しのため、FMT整体の施術の目指す方向性(=ゆるめる)とは正反対なので、現状ではおすすめできないと回答した。
※補足
Iさん同様、手根管症候群の患者さんの多くが筋力の低下を懸念します。医療機関では鍛えるようにいわれるのに対し、当院では筋トレはおろか、ストレッチすらも場合によっては控えるようアドバイスするため、心配はなおさらだと思います。
ですが、焦って強い刺激を与えると筋肉はさらに緊張してしまいます。安静にしていた方が筋肉はゆるみやすく、結果的に血流が改善し、神経のはたらきが正常化すれば、筋力は自然と戻ってきます。事実、筋トレを一切やっていなくても、多くの患者さんが筋力回復していきます。
5回目
1週間のうちの2日間はほぼしびれがなかった。麻痺感やこわばりも減ってきた。
調子が良いので、セルフケアをいくつかお伝えし、2週間に一回のペースに切り替え。
6〜7回目
しびれだけではなく、握力も少しずつ回復。手の動きも良くなってきた。
8回目
順調。残すは若干のしびれのみ。1週間前、久しぶりに軽めの登山に行くことができた。
(Iさんは「軽め」と言いましたが、富士山の比較的簡易なコースを登ってきたようです。)
調子が良いので、セルフケアを追加して次回は1ヶ月後に。
9回目
良い。手を握った時に指に痛みを感じるのと、まだ握力は完全ではないが、しびれはほとんどなくなる。
次回の来院も1ヶ月後に。
10回目
「ほぼ完治したと言えるまでになったと思います。」とのこと。握力もほとんど回復。不安は全くなくなり、よほどのことがない限り大丈夫だと思えるまでになったため、一旦通院は終了。

Iさんは、9回目の通院の頃には、身体を動かしても大丈夫だとご自身で判断してフィットネスクラブに入会したと言います。
そこでも、がむしゃらに力んでやるのではなく、無理しすぎない程度に調整しながらやっているとのことで、FMT整体でお伝えしてきたことを守りながら取り組んでくださっていることがわかりました。
力の加減をしながら取り組むことで違和感に早く気づけるようになり早め早めのケアができるので、結果的に再発しにくい状態につながっていくことをお伝えしました。

施術家からのコメント

施術を初めて受けた時のIさんの感想は、「想定よりもはるかに軽い施術だったので驚いた。」でした。
また、当院からのアドバイスは医療機関で言われることとも見事に正反対だったので、最初のうちはずっと半信半疑だったのではないかと思います。
ですが、こちらからのアドバイスは初回から忠実に実践したとおっしゃっていました。
手術しないで治すという強い気持ちや、登山再開への強い熱意で取り組んだ賜物だと思います。
身体のケアを続けつつ、これからも長く登山生活を楽しんでくださいね。

症状が改善する期間には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

透析アミロイドーシスによる手根管症候群
Tさん(60代 女性)

症状

1年前から
左手の親指、人差し指、中指と薬指の半分に常にしびれ
睡眠中に痛みとしびれで毎晩目が覚めてしまう

来院のきっかけ

Tさんは20年以上人工透析を続けてきたため、医師からは「透析アミロイドーシス」による手根管症候群と言われました。長年にわたって透析をされてきた方に多く、透析を行うことでアミロイドというタンパク質の一種が上肢に溜まりやすく、それが神経を圧迫して手のしびれや痛み、動かしづらさなどの症状が出ると言われています。
手根管症候群以外にも、腱鞘炎やバネ指、肘や肩の痛みなどの症状が出ることが多いようです。

Tさんは医師から「透析を行っている以上、自然に治ることはないので手術しかない」と言われたそうです。
FMT整体に来院された時にはすでに手術の日程も決まっていましたが「出来れば手術は最後の手段にしたい」という思いから、来院されました。

診断・治療計画・方針

  • 全身の筋肉が硬く、デスクワークという仕事柄のせいか特に首から腕にかけてのこわばりが強い。
  • 以前撮ったレントゲンでは首の変形も見られた。
  • 過去に四十肩・五十肩になった経験があり、今でも可動制限があり、脇の下にもしこりのような硬さがあった。
  • 過去の検査で腰の骨に変形が見られ「すべり症」と診断された。お腹周りや股関節付近が冷えて硬い。

以上のことから、手の指だけではなく首〜腕、首〜背骨、そして下半身も含めた全身の緊張を和らげる施術を行いました。

医師からは長年の人工透析が原因と言われつつも症状が片腕にしか出てないことに疑問をもっていらっしゃいました。人工透析が全く関係ないとは言えないけれど、それ以外にも手の使い方や姿勢なども影響していることが考えられるので、筋肉の硬さや緊張をとっていくことで改善していく可能性をお伝えしました。

Tさんは生きがいとも言えるゴルフや、身体のメンテナンスがわりのヨガを完全にお休みしていたので、早く再開したいようでしたが、まずは日常生活に支障が出ない状態を目標に通っていただくことになりました。

症状改善までの経過(来院時の状態)

2回目

初めて来院した時の症状の強さを10とした場合、施術を受けた翌日から2日間は、しびれが3まで下がったそうです。その後、7まで戻ったものの、痛みとしびれで朝目覚めることはなくなったことから、手術をしなくても改善する可能性があることを実感したようで「手術の予約は一旦取り消します」と嬉しそうでした。

Tさんは原因が人工透析によるアミロイドの沈着ではなく、血行不良の可能性が高いという考え方に変わり始め、血行促進のために無理のない範囲でゴルフの練習とヨガをしてもいいか、質問されましたが、痛みの強さが1週間の中で10→3→7とまだ不安定な状態なので、まだ無理はしない方が良いとお伝えしました。

ただ、Tさんは1回5時間の人工透析治療を週3回も行っており、透析中は全く動けないため身体がガチガチに固まってしまう上、透析をした日はお風呂にも入れないので、ゴルフ、ヨガをやめてからは疲れやストレスが溜まってしまう一方だとのことでした。そのため、無理のない範囲でウォーキングをすることになりました。

3回目

2回目の施術から1週間後。透析のない日はお風呂にしっかり浸かり、ウォーキングを1時間続けたところ、週の後半からは痛みが全くなくなったと言います。お風呂やウォーキングをすると血流がよくなる感じもわかったようで、もう手術しなくても改善すると確信したTさんは「一旦通院をストップして、自分で取り組んでみたい」とおっしゃいました。
必ずしも「痛みがなくなった=治った」という事ではないので、できればある程度安定するまでは施術を受けられると理想的でしたが、週3回の人工透析の中、週1回のFMT整体への来院。仕事も家事も溜まってしまい、かなり大変だったようです。

ストレスを溜めてしまっては本末転倒なので、継続しての通院は一旦終了としました。そのかわり、今後の過ごし方のアドバイスをしっかりさせていただき、もしもの時はすぐに連絡することになりました。

Tさんのように「手術しかない」と言われて私たちのところに駆け込んで来られる手根管症候群の患者さんはとても多いですが、適切なケアを行うことで改善していく方もまた、少なくありません。

ただ、Tさんの場合は長年透析を行ってきたので、通常の手根管症候群だったら治るものだとしても、透析アミロイドーシスによる手根管症候群はどうなのか?最初はご不安だったと思います。
通常、手根管症候群になる方は圧倒的に女性が多いと言われていますが、透析アミロイドーシスによる手根管症候群は、男女差があまりないのと、透析歴10年以上で3割、20年以上で半数の方に手根管症候群の症状が現れるそうです。

Tさんの場合、透析歴が20年を超えていたので、おそらく透析の影響が大きかったと考えられますが、透析以外の可能性のひとつとして、FMT整体では筋肉の緊張を取っていきました。

施術では症状が出ているところだけではなく全身を診て、血流を促進させ治癒しやすくなる土台を整えていくので、初診の際に症状がない右手に触れたときは「私の症状は左手なのですが、なぜ右側も触るんですか?」とTさんは不思議そうでした。

でも、ご自身で血流の大事さを実感してからは、体を冷やさないようにしたり、同じ姿勢を続けないようにしたりと、積極的に取り組まれたことが症状の改善に繋がり始めたのだと思います。
生きがいとおっしゃっていたゴルフを長く楽しむために、ぜひこれからもケアを続けていただきたいと思います。

症状が改善する期間には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

過度なストレスで発症 セルフケアDVDで早期改善
Nさん(50代 女性)

症状

10ヶ月前から
24時間続くしびれ、夜中や朝方の痛み

雪かきがきっかけで発症した。
発症の2ヶ月前に起こった震度5の地震で身体を支えるため
に近くの柱を両手で強く掴んだ出来事もきっかけになった
のではと感じている。

来院のきっかけ

24時間続くしびれと、夜中や朝方に増す痛みにより何度も目が覚めてしまい、会社でも痛みでパソコンを使うのもペンを持つのも痛く、生活に大きな支障が出ていました。
整形外科で「手根管症候群」と診断され、痛み止め薬、湿布、電気治療、ステロイド注射など、あらゆる治療を受けましたが一向に改善せず、最終的に手術しかないと言われました。しかし、手術はしたくないという一心で、他の整形外科を5〜6院回っても、言われることはどこも同じ。
そんな中、FMT整体を知り、半信半疑ながらも、まずは手根管症候群セルフケアDVDを購入して自分でケアを開始することにしました。
涙が出るほどの痛みやしびれのレベルを10とした場合、Nさんの痛みは両手ともに9でした。DVDを見てセルフケアを始めて2週間、痛みは「7〜8になったかな?」程度で、期待したほどの効果は感じられませんでした。
いよいよ、手術が現実のものとして頭をよぎり始めましたが、「最後のさいごに、FMT整体で施術を受けてみてこれでダメだったら手術をしよう」と覚悟し、施術の予約を取られました。
Nさんが当院に来院したのは、DVDケアを開始してから18日目のことでした。

診断・治療計画・方針

  • 全身に強い緊張が見られ、特に手首〜前腕部が強く緊張しており、ハリが強く、手首の動きも悪くなっていた。
  • 肩や首なども全体的に硬くなっていた。

以上のことから、初回の施術ではこれらの部位を中心に全身の施術を行いました。

家が崩壊するほどの大地震を経験したNさんの身体は、命の危機を感じて過緊張を起こし、肉体的な負荷が一気にかかり、その上、長年暮らした自宅が壊れてしまった精神的ショックや、仮設住宅で始まったばかりの慣れない生活、更に雪深い2月の長野県の極度な寒さなども重なり、心身ともに極度の疲労状態にあったことは、想像に難くありませんでした。

また、「寝ても覚めても1日中手のことで頭がいっぱい」で、仕事も手につかず、症状自体が更なるストレスを生み出して、悪循環を起こしているように見受けられました。

DVDのセルフケアへのアドバイスもお伝えし、はじめのうちは1週間に1回のペースで通うよう提案をしました。

症状改善までの経過(来院時の状態)

1回目
1回目の施術終了後、開口一番にNさんは「こんなに弱くてよかったんですか?!」と施術の刺激があまりにも弱かったことに驚きを隠せない様子でした。実際の施術と比べ、Nさんは倍以上の力でDVDケアを行っていたようです。それでも本人は弱いつもりで、物足りなかったようですが、これまで変化を感じられなかったのは強すぎたせいかもしれないとご自身で振り返っていました。
2回目
1回目の施術を受けた当日の夜、発症以来飲まない日はなかったという痛み止め薬を飲まずに済んだ。
さらに翌朝、今まで7〜9でウロウロしていた痛みレベルが初めて4になった。他にも、2日間だるさ、ポカポカ、眠気を感じたのと、3日目だけ一時的に痛みレベル8になったが、またすぐに4に落ち着く。
施術の効果を実感したことと、弱い刺激の意味もわかり、DVDセルフケアも安心して取り組めたとのこと。
3回目
右手はほぼ痛みがなくなり、しびれのみに。左手も施術後、一時的に痛みが強くなるが、その後はさらに良くなり、夜に添え木で固定しなくても済むように。
そのほか、痛みやしびれ以外に、施術を受けた直後は涙がいつも出る(目が潤う感覚)、施術後1日はタバコを吸う気がなぜかなくなるなどの変化も。
4回目
両手ともに痛みはほとんどなくなり、しびれも24時間あったのが断続的になる。この頃には手や指のこわばりや腕のハリ、肩や首の硬さもずいぶん柔軟に。治るという確信が持てるようになってきて、1週間に1回ペースだった通院を2週間空けてみることに。
また、最初は「こんなんでいいの?」と思っていた優しいDVDのケアが心地よく感じるように。
5回目
しびれもほぼなくなる。手首を内側に折り曲げた動作時のみ、わずかにしびれているかな?程度で生活への支障は一切なくなり、セルフケアをやっていれば大丈夫という自信もあって、今度は1ヶ月あけてみることに。
6回目
完治。わずかにしびれる時があったというが、急に暖かいところから寒いところに行った際ですぐにおさまったので、それが手根管症候群のしびれなのか寒い時に手がかじかんで起きるしびれなのかもわからないほどに回復。

誰でも日々の肉体的なストレスや精神的なストレスによって、心身が疲労するのは当然のことですが、本来、栄養と休養(睡眠)を適切にとれば、私たちの身体は回復するようにできています。

しかし、疲労が解消されないまま蓄積したり、突如襲う災害や急激な環境の変化などで、限度を超えたストレスが一気にかかると自律神経の働きが乱れ、筋肉の過緊張が起こります。すると、疲労度に対して回復度が追いつかず、症状が慢性化してしまうことがあるのです。

Nさんの場合も、地震が起こったことによる一連の体験が大きく影響して、心身ともにバランスが崩れてしまったのかもしれません。

そこで、筋肉をゆるめる当院の施術が症状の緩和、改善の後押しになったのと、Nさん自身も施術と並行して行ったDVDのケアがさらに早期回復を加速させたのではないかと思います。

たとえ「手術しかない」と言われた症状であったとしても、自分の症状の原因を知り適切なケアをすれば、回復していく可能性は十分にあると考えています。

症状が改善する期間には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

よくあるご質問

本当に手術をしなくても
良くなりますか?

病院などで手術を勧められた方であっても改善しているケースは多くあります。

  • 時間帯によって、しびれや痛みに波がある
  • 温めると少し症状が楽になる
  • 冷えるとしびれや痛みが強くなる
  • 動きや姿勢によって、しびれが変わる

など、しびれに波や動きがある方は、筋肉の過度な緊張が原因になっている可能性が高いので、整体での改善が期待できます。

・ものすごく強いしびれや感覚障害が24時間続いている
という場合は、筋肉の過度な緊張以外の原因も考えられるため、こちらでの対応が難しいと判断した場合は、お伝えいたします。

改善するまでに
何回くらいかかりますか?
過去の事例に基づくと、軽度な方であれば「3~5回前後」慢性化・重症化している方であれば「8~10回前後」がひとつの目安です。
もちろん、人によって生活習慣、症状の状態、発症からどれくらい経っているか、などで改善のスピードが変わってきます。
患者さんの症例という項目に回数ごとの体の変化も載せていますので、参考にしてみてください。
どのくらいの頻度で
通えばいいですか?

基本的には週1回くらいが理想と考えております。
しかし、症状の状態や県外など遠方から来られる方もいますので、さまざまな状況・状態を踏まえ、担当の施術家と最適な計画を立て、改善を目指していきます。

ただ、ひとつ言えることは、ダラダラとした治療はあまり良い効果を生まないということです。
できるだけ短い期間でお金を使わずに改善するのが一番望ましいと考えておりますので、治療期間中はできるだけ治療に専念できるような状況を作るということが良いでしょう。

その都度、ご自身の意思で予約・来院を決めていただきたいため、回数券の販売は行なっておりません。

今は誰かのためではなく自分のために時間を使ってください

これまでたくさんの患者さんとお話をして、症状と向き合ってきました。
そんな中で、手根管症候群になる方は周りに優しく、頑張り屋さんが多いと感じています。

気付けば自分よりも周りの人のことを考えている
あなたもそうではありませんか?

今は手が痛くて思うように動けないため、
もどかしい毎日を過ごされているかもしれません。

しかし、この痛みやしびれは
あなたの身体のSOSです。

今は周りの誰かではなく、
自分のために時間を使い、
自分の身体に優しくする時です。

あなたが大切に思う人も
あなたにはいつも笑顔でいてほしいと
思っているはずです。

まずは手根管症候群を改善し、
自分も自分の周りの方も
皆が笑顔で過ごせることを
目標にしていきましょう。

FMT整体は誰かのために頑張るあなたを
全力でサポートいたします。