など、普段の生活に支障が出るほどの手の痛みやしびれでお悩みではありませんか?
これらは、手根管症候群の主な症状です。
手のひらの付け根の部分の断面を見てみると、「手根管」というトンネルがあります。このトンネルは、手首の骨と靭帯に囲まれていて、その中を9本の腱と正中神経が通っています。
手根管症候群は、このトンネル内が何かしらの原因で炎症を起こしたり、狭くなったりすることで正中神経が圧迫され、手のしびれや痛みなどが起きると一般的に言われています。
そのため手術は、トンネルの一部である横手根靭帯を完全に切断し、トンネル内の圧力を軽減させることを目的としています。
手根管症候群は、手根管と呼ばれる手首の部分で何かしらの神経圧迫が起きている状態ですが、その代表的な原因が筋肉や筋膜などの周辺組織による圧迫です。
手根管は小さな骨で作られた狭いトンネルで、その狭い空間の中を腱や太い神経が通り、靭帯で囲んでいます。
そのため、手根管を通っている指を曲げる筋肉の腱が緊張し硬くなったり、むくんだり、腫れて太くなると神経が圧迫されるので手のしびれや痛みに繋がります。
神経が圧迫されるのは、手首周辺だけではありません。手に繋がる神経は、首から手まで繋がっています。神経は筋肉の間を通っているため、首から手までのどこかで筋肉の緊張が起きていると、その箇所で神経圧迫が起きて手のしびれに繋がります。
FMT整体グループの手根管症候群の症例数は1万を超えますが、手だけではなく、肩や脇、上腕や肘などで神経圧迫が起きている方が多く見られます。そのため、手だけを手術しても症状が良くならないのは当たり前のことなのかもしれません。
症状の原因や状態には個人差があります。特定の原因と決めつけるわけではありません。
FMT整体ではこれまでに1万人以上の手根管症候群で悩む方の施術を行ってきましたが、手の先、手のひら、手首周辺のみに原因があるケースは、ほとんどありませんでした。
手の神経は、首→脇の下→上腕→前腕→指先と繋がっています。そのため、どの箇所で神経圧迫が起きているかを確認しながら施術を行なっていきます。
症状を伺いながら手先から首にかけて状態を確認させていただいていますが、特に脇の下や肘の周りなど、細かい部分で神経圧迫が起きているケースが多いです。
痛みやしびれなどの症状が強い方ほど、強い圧で触れると緊張が強くなってしまうため、その方の筋肉がいちばんゆるみやすい適切な圧で施術をするように心掛けています。
人間の身体には筋膜という筋肉を包んでいる膜があります。筋膜は全身タイツのように、頭〜足まで1枚で繋がっています。
全身の筋肉のうち、約3分の2は下半身にあると言われています。下半身の筋肉が硬くなってしまうと、筋膜のつながりにより上半身にまで影響が及び、最終的には首や肩、腕などの筋肉にも不調や症状が現れるようになります。
つまり、腰や太もも、ふくはらぎなど、手の症状とは関係ないように思える部位の筋肉が硬くなっていても、手のしびれを引き起こしている要因になっている可能性があります。
そういう可能性がある場合は施術範囲を全身に広げ、体全体の筋肉を柔軟にする施術を行っています。
回復への1番の近道は、症状を引き起こす原因になっている生活習慣を見直し改善していくことです。身体の状態に合わせて、原因となった生活習慣の改善方法や、ご自宅でできるセルフケア方法をお伝えしています。
FMT整体での施術に加えて、毎日のセルフケアを継続することで、より回復しやすくなります。
1日も早く改善できるように、最善の方法を一緒に考えていきます。
FMT整体の施術は、医師監督の臨床試験で
以下の効果や安全性が実証されています。
基本的に自律神経系の不調を抱えている方は、自律神経の活動度が低下しています
これらの結果をふまえ、
さらに手根管症候群に効果的な
アプローチの研究を続けていきます。
手根管症候群は、いきなり発症するものではなく、
これまでの生活習慣の積み重ねの結果が
手のしびれや痛みに繋がっています。
例えば、美容師、花屋さんは、ハサミを
長時間使うことで、
手のひらや手首、肘などに
負担がかかります。
子育てや介護などをされている方は、力を使うので
腕や胸、背中の筋肉が硬くなるなど、
原因や負担がかかる部位は様々です。
このように原因となっている箇所や症状は
人によって異なるため、
体の状態と症状を分析・ヒアリングしながら、施術
を進めることをFMT整体では大切にしています。
手術は最終手段にしておき、
その前に改善に向けて
できることを試してみませんか?
病院などで治療しても良くならなかった
患者さんから
どのような治療を受けてきたのかお聞きすると
下記が挙げられました。
私たちは、この治療方法を否定しているわけでは
ありません。
これらの方法で改善された方も
いらっしゃると思います。
しかし、これらの治療を続けても
効果が出ない場合は、
その治療を続けても改善するとは
思えないのも事実です。
人によっては注射や電気治療、マッサージなど
筋肉に対して強い刺激の治療を行うことで
治りづらくなったり、
悪化してしまうケースもあります。
大事なのは痛みやしびれの根本的な原因を解決する
あなたの状態に合ったアプローチを行うことです。
来院の前に一度、相談をしたいという方のために
メールによる相談を受け付けています。
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FMT整体は、約20年前に愛知県のお寺の一室で地域の方の心身ケアをするために始めた整体院でした。
来院された患者さんによる「病院に行っても良くならなかった怪我や不調が回復していく」という口コミから広がり、今では関東、中部、関西に5つの院があります。
FMT整体グループの症例数は、のべ18万人を超えます。(2023年現在)
何をしても治らなかった方の施術を重ねることにより、自律神経不調や難治性疾患など西洋医学でも解決策が確立されていない症状に対しても多くの改善例を生み出してきました。
当院では、強く押したり、揉んだり、叩いたりということはしません。これらは、時として症状の回復を遅らせることがあります。
過緊張により固まっている筋肉を強い力で揉んでしまうと、軟組織が潰れたり、内出血を起こしたりして、筋肉はさらに硬化してしまい、さらに神経を緊張させてしまうのです。
FMTの療法は痛みがなく安全なので、7ヶ月の赤ちゃんから、妊婦さん、96歳の方まで施術を受けられている事例があります。あまりの心地よさに寝てしまう方も少なくありません。
当院では症状に適切な働きかけを短時間で行います。
手根管症候群など、慢性化・長期化した症状を抱える回復力の落ちた身体は刺激に弱く、どれだけ良い治療だとしても、長時間になると疲労となって身体に蓄積していきます。
一時的な効果ではなく根本的なしびれや痛みの改善を目指すなら、長時間の刺激は回復を遅らせることにつながりますので、施術時間はできるだけ短いことが理想です。
施術時間や施術内容は、あくまで専門のセラピストがあなたの状態や症状にあわせて判断します
FMT整体は全国に5つの院を構えていますが、すべてのセラピストが臨床経験1万人以上の豊富な経験を持っています。
その経験から「今あなたの身体には何が起こっているのか?」という現状をしっかりと確認し、ひとりひとりの状態にあった施術を行います。
診断名や痛む箇所などの目にみえる「症状」にとらわれることなく、その「人」を診ることを大切にしており、体全体との繋がりや生活習慣なども踏まえて、あなたとともに根本的な改善を目指します。
当院では、診断名や痛む箇所、目にみえる症状にとらわれることなく、「今あなたの体には何が起こっているのか?」という現状をしっかりと確認します。
FMT整体では「症状」ではなく、その「人」を診ることを大切にしており、患部だけではなく、体全体との繋がりや生活習慣なども踏まえて根本的な改善を目指します。
食事、運動、睡眠、呼吸、ストレスケア、感情管理などを研究・情報発信し、患者さんが学べる場も提供していきます。
T様 60代 女性
手根管症候群を患い5年くらいになります。しびれがひどくなり、そろそろ手術をしなければと思っていましたが、手術をしないで済むのであればと思い、インターネットでFMT整体を知り、治療を始めました。
最初の施術で左手のしびれがとれました。数十分の間に、しびれがとれていくのが信じられませんでした。思わず「どうしてしびれがとれたのですか?」と聞いてしまいました。
右手は8回ほど施術をしていただきましたが、左手は1回のみで、手術を覚悟していたのが、数ヶ月で回復でき、感謝の気持ちでいっぱいです。
治癒能力を信じ、怪我や病気と向き合っていこうと思うようになりました。
ありがとうございました。
症状が改善する期間には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。
H様 20代 女性
手がしびれるようになり、病院に行くと手根管症候群という診察を受けました。
仕事にも影響してくるようになり、手根管症候群を完治する方法はないかインターネットで調べていると、このFMT整体さんのことを知りました。
施術を受ける前は朝起きると腕に激痛が走り、ドアノブもにぎることができませんでした。常に手がしびれる感覚があり、良くなる日がくるのか不安に思っていました。
施術を受けていくにつれ、どんどん手のしびれが改善されていき、朝激痛が走ることもなくなっていきました。
施術の内容も強く押したり揉んだりはせず、優しくほぐされていくような感じでした。
12回の施術をしてもらい、見事に完治することができました。FMT整体さんのおかげです。先生のみなさんありがとうございました。
症状が改善する期間には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。
I様 30代 男性
手根管症候群と整形外科で診断され、手術をすぐにでもした方が良いよと言われた状態でFMT整体を知り、通わせて頂きました。はじめは本当に治るかな?なんて考えながら通っていました。
なぜなら今迄にカイロプラクティック、気功、鍼灸、整体に行きましたが、症状は良くならなかったからです。
FMT整体で治らなかったら手術しかないと考えていましたが、来るたびに良くなっていくのが実感でき、今日で最後の施術を迎えました。自分でも信じられない感じです。FMT整体に出会え、先生に出会え、本当に感謝しています。ありがとうございました。
症状が改善する期間には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。
手のしびれ、痛み
力が入らない
手首が曲がらない
夜間は痛みで眠れないときも
Yさんは半年ほど前からあらわれた手のしびれに悩まされていました。
症状がひどくなり痛みで夜も眠れない状態になってきたので整形外科へ。ステロイドの使用で夜間の痛みはおさまってきたものの手のしびれは消えず、固定具を付けていたために手首は固まって動かなくなり、使えない左手をかばって酷使した右手には腱鞘炎の症状が。
2ヶ月後に手術の予定が決まるも、手術に対する恐怖と両手が使えなっていくことへの恐ろしさとで激しいストレス状態が続きます。
あわせて鍼治療なども試しましたが思うような結果につながらなかったため、FMT整体の患者であるお姉さんに以前から来院を勧められていた当院へ、手術を避けたい一心で来院されました。
Yさんのお体は、頭部・首周辺と腰背部にとくに強い緊張を有していました。
過去にパニック発作のような症状を経験していることからも、今回の手根管症候群の症状は手首周辺の緊張のみで起こっているものではないことが想像できました。
首や背中などをゆるめることの重要性を説明し、まずは週に1回のペースで来院することになりました。
「以前のような普通の生活がしたい」そう願って来院されたYさん。
手術の必要がなくなったと報告してくださったときの表情は、とても明るく穏やかなものでした。
寒さや仕事が立て込むと時々こわばりが起こる日もあるようですが、心配や不安だらけだった自分の身体に対しても、ひとつずつ落ち着いて対処ができるようになったようです。
現在は、体のメンテナンスと固まってしまった手首の可動域改善のために、2週間に1回ほどの来院とご自宅でのセルフケアを継続されています。
症状が改善する期間には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。
3〜4ヶ月前から
整形外科で処方された痛み止め薬では改善せず、このまま治らない場合、最終的には「手術」を打診されました。
治るなら手術でも良いとはじめは思ったそうですが、よくよく調べると確実に治る保証があるわけではなく、術後後遺症の可能性もあることや手術後はしばらく手が使えなくなることを懸念し、ホームページで手術なしで改善できる方法を探して当院に来院されました。
実は10年前にも一度、同じようなしびれが起きたことがあり、当時受診した医療機関では頚椎脊椎管の変形が原因だといわれていました。
日本百名山をすべて制覇するほどのIさんは、急斜面を登る際に鎖につかまったり、岩をつかんだりして手を酷使してきたことのほか、滑ったり転んだりして骨折するほどのケガを身体中にしてきたこと、さらには、デスクワーク続きによる猫背も関係しているのではないか?という考えもあり、患部だけを手術することに納得しきれていなかったこともお話ししてくれました。
Iさんの身体は全体的に硬いところがありましたが、中でも首〜肩から腕〜手にかけて特に筋肉が硬く張っていました。
いずれも手指につながる神経の通り道です。
などをお伝えし、週1回ペースで施術を受けることになりました。
Iさんは、9回目の通院の頃には、身体を動かしても大丈夫だとご自身で判断してフィットネスクラブに入会したと言います。
そこでも、がむしゃらに力んでやるのではなく、無理しすぎない程度に調整しながらやっているとのことで、FMT整体でお伝えしてきたことを守りながら取り組んでくださっていることがわかりました。
力の加減をしながら取り組むことで違和感に早く気づけるようになり早め早めのケアができるので、結果的に再発しにくい状態につながっていくことをお伝えしました。
1年前から
左手の親指、人差し指、中指と薬指の半分に常にしびれ
睡眠中に痛みとしびれで毎晩目が覚めてしまう
Tさんは20年以上人工透析を続けてきたため、医師からは「透析アミロイドーシス」による手根管症候群と言われました。長年にわたって透析をされてきた方に多く、透析を行うことでアミロイドというタンパク質の一種が上肢に溜まりやすく、それが神経を圧迫して手のしびれや痛み、動かしづらさなどの症状が出ると言われています。
手根管症候群以外にも、腱鞘炎やバネ指、肘や肩の痛みなどの症状が出ることが多いようです。
Tさんは医師から「透析を行っている以上、自然に治ることはないので手術しかない」と言われたそうです。
FMT整体に来院された時にはすでに手術の日程も決まっていましたが「出来れば手術は最後の手段にしたい」という思いから、来院されました。
以上のことから、手の指だけではなく首〜腕、首〜背骨、そして下半身も含めた全身の緊張を和らげる施術を行いました。
医師からは長年の人工透析が原因と言われつつも症状が片腕にしか出てないことに疑問をもっていらっしゃいました。人工透析が全く関係ないとは言えないけれど、それ以外にも手の使い方や姿勢なども影響していることが考えられるので、筋肉の硬さや緊張をとっていくことで改善していく可能性をお伝えしました。
Tさんは生きがいとも言えるゴルフや、身体のメンテナンスがわりのヨガを完全にお休みしていたので、早く再開したいようでしたが、まずは日常生活に支障が出ない状態を目標に通っていただくことになりました。
初めて来院した時の症状の強さを10とした場合、施術を受けた翌日から2日間は、しびれが3まで下がったそうです。その後、7まで戻ったものの、痛みとしびれで朝目覚めることはなくなったことから、手術をしなくても改善する可能性があることを実感したようで「手術の予約は一旦取り消します」と嬉しそうでした。
Tさんは原因が人工透析によるアミロイドの沈着ではなく、血行不良の可能性が高いという考え方に変わり始め、血行促進のために無理のない範囲でゴルフの練習とヨガをしてもいいか、質問されましたが、痛みの強さが1週間の中で10→3→7とまだ不安定な状態なので、まだ無理はしない方が良いとお伝えしました。
ただ、Tさんは1回5時間の人工透析治療を週3回も行っており、透析中は全く動けないため身体がガチガチに固まってしまう上、透析をした日はお風呂にも入れないので、ゴルフ、ヨガをやめてからは疲れやストレスが溜まってしまう一方だとのことでした。そのため、無理のない範囲でウォーキングをすることになりました。
2回目の施術から1週間後。透析のない日はお風呂にしっかり浸かり、ウォーキングを1時間続けたところ、週の後半からは痛みが全くなくなったと言います。お風呂やウォーキングをすると血流がよくなる感じもわかったようで、もう手術しなくても改善すると確信したTさんは「一旦通院をストップして、自分で取り組んでみたい」とおっしゃいました。
必ずしも「痛みがなくなった=治った」という事ではないので、できればある程度安定するまでは施術を受けられると理想的でしたが、週3回の人工透析の中、週1回のFMT整体への来院。仕事も家事も溜まってしまい、かなり大変だったようです。
ストレスを溜めてしまっては本末転倒なので、継続しての通院は一旦終了としました。そのかわり、今後の過ごし方のアドバイスをしっかりさせていただき、もしもの時はすぐに連絡することになりました。
Tさんのように「手術しかない」と言われて私たちのところに駆け込んで来られる手根管症候群の患者さんはとても多いですが、適切なケアを行うことで改善していく方もまた、少なくありません。
ただ、Tさんの場合は長年透析を行ってきたので、通常の手根管症候群だったら治るものだとしても、透析アミロイドーシスによる手根管症候群はどうなのか?最初はご不安だったと思います。
通常、手根管症候群になる方は圧倒的に女性が多いと言われていますが、透析アミロイドーシスによる手根管症候群は、男女差があまりないのと、透析歴10年以上で3割、20年以上で半数の方に手根管症候群の症状が現れるそうです。
Tさんの場合、透析歴が20年を超えていたので、おそらく透析の影響が大きかったと考えられますが、透析以外の可能性のひとつとして、FMT整体では筋肉の緊張を取っていきました。
施術では症状が出ているところだけではなく全身を診て、血流を促進させ治癒しやすくなる土台を整えていくので、初診の際に症状がない右手に触れたときは「私の症状は左手なのですが、なぜ右側も触るんですか?」とTさんは不思議そうでした。
でも、ご自身で血流の大事さを実感してからは、体を冷やさないようにしたり、同じ姿勢を続けないようにしたりと、積極的に取り組まれたことが症状の改善に繋がり始めたのだと思います。
生きがいとおっしゃっていたゴルフを長く楽しむために、ぜひこれからもケアを続けていただきたいと思います。
症状が改善する期間には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。
10ヶ月前から
24時間続くしびれ、夜中や朝方の痛み
雪かきがきっかけで発症した。
発症の2ヶ月前に起こった震度5の地震で身体を支えるため
に近くの柱を両手で強く掴んだ出来事もきっかけになった
のではと感じている。
24時間続くしびれと、夜中や朝方に増す痛みにより何度も目が覚めてしまい、会社でも痛みでパソコンを使うのもペンを持つのも痛く、生活に大きな支障が出ていました。
整形外科で「手根管症候群」と診断され、痛み止め薬、湿布、電気治療、ステロイド注射など、あらゆる治療を受けましたが一向に改善せず、最終的に手術しかないと言われました。しかし、手術はしたくないという一心で、他の整形外科を5〜6院回っても、言われることはどこも同じ。
そんな中、FMT整体を知り、半信半疑ながらも、まずは手根管症候群セルフケアDVDを購入して自分でケアを開始することにしました。
涙が出るほどの痛みやしびれのレベルを10とした場合、Nさんの痛みは両手ともに9でした。DVDを見てセルフケアを始めて2週間、痛みは「7〜8になったかな?」程度で、期待したほどの効果は感じられませんでした。
いよいよ、手術が現実のものとして頭をよぎり始めましたが、「最後のさいごに、FMT整体で施術を受けてみてこれでダメだったら手術をしよう」と覚悟し、施術の予約を取られました。
Nさんが当院に来院したのは、DVDケアを開始してから18日目のことでした。
以上のことから、初回の施術ではこれらの部位を中心に全身の施術を行いました。
家が崩壊するほどの大地震を経験したNさんの身体は、命の危機を感じて過緊張を起こし、肉体的な負荷が一気にかかり、その上、長年暮らした自宅が壊れてしまった精神的ショックや、仮設住宅で始まったばかりの慣れない生活、更に雪深い2月の長野県の極度な寒さなども重なり、心身ともに極度の疲労状態にあったことは、想像に難くありませんでした。
また、「寝ても覚めても1日中手のことで頭がいっぱい」で、仕事も手につかず、症状自体が更なるストレスを生み出して、悪循環を起こしているように見受けられました。
DVDのセルフケアへのアドバイスもお伝えし、はじめのうちは1週間に1回のペースで通うよう提案をしました。
誰でも日々の肉体的なストレスや精神的なストレスによって、心身が疲労するのは当然のことですが、本来、栄養と休養(睡眠)を適切にとれば、私たちの身体は回復するようにできています。
しかし、疲労が解消されないまま蓄積したり、突如襲う災害や急激な環境の変化などで、限度を超えたストレスが一気にかかると自律神経の働きが乱れ、筋肉の過緊張が起こります。すると、疲労度に対して回復度が追いつかず、症状が慢性化してしまうことがあるのです。
Nさんの場合も、地震が起こったことによる一連の体験が大きく影響して、心身ともにバランスが崩れてしまったのかもしれません。
そこで、筋肉をゆるめる当院の施術が症状の緩和、改善の後押しになったのと、Nさん自身も施術と並行して行ったDVDのケアがさらに早期回復を加速させたのではないかと思います。
たとえ「手術しかない」と言われた症状であったとしても、自分の症状の原因を知り適切なケアをすれば、回復していく可能性は十分にあると考えています。
症状が改善する期間には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。
病院などで手術を勧められた方であっても改善しているケースは多くあります。
など、しびれに波や動きがある方は、筋肉の過度な緊張が原因になっている可能性が高いので、整体での改善が期待できます。
・ものすごく強いしびれや感覚障害が24時間続いている
という場合は、筋肉の過度な緊張以外の原因も考えられるため、こちらでの対応が難しいと判断した場合は、お伝えいたします。
遠方に住んでいらっしゃる方や、様々な都合でFMT整体に通えない方には、手根管症候群セルフケアDVDをお勧めしております。
毎日ケアをすることでしびれや痛みの改善に繋がり、症状の状態によってはDVDのケアだけで改善した方もいらっしゃいます。
セルフケアDVDの詳細は以下のボタンをクリックしてご覧ください。
施術家からのコメント
施術を初めて受けた時のIさんの感想は、「想定よりもはるかに軽い施術だったので驚いた。」でした。
また、当院からのアドバイスは医療機関で言われることとも見事に正反対だったので、最初のうちはずっと半信半疑だったのではないかと思います。
ですが、こちらからのアドバイスは初回から忠実に実践したとおっしゃっていました。
手術しないで治すという強い気持ちや、登山再開への強い熱意で取り組んだ賜物だと思います。
身体のケアを続けつつ、これからも長く登山生活を楽しんでくださいね。
症状が改善する期間には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。