体調に左右されずに 毎日の予定を立てられるとしたら… 今日何がしたいですか?
最近、何をするにも体調がすぐれない。病院では「自律神経失調症ではないか?」と言われ、薬を出されるだけで正直飲みたくもない。でも色々とやらなければいけないことがあるから、仕方なく薬に頼るしかない。
もしかしたら、今このページを見られているあなたはそのような状態にあるかもしれません。
この先どうなってしまうのだろうか。なんとか今の状態から抜け出したい。そんな気持ちもあると思います。
でも、大丈夫です。自律神経失調症は、治らない症状ではありません。
あなたが体調に左右されずに毎日の予定を立て、自分で人生を選択して歩んでいけるように。
このページでは、自律神経失調症を根本的に改善するために必要なことをお伝えしていきます。大丈夫、あなたの自律神経失調症はきっと良くなります。
そもそも、自律神経失調症とは どのような状態なのか?
私たちの体は、ケガや病気、疲労や不調を体に抱えても「自然治癒力」という自己回復システムが最大限に働いているときには、栄養と睡眠を適切にとるだけで自然と日々のダメージから回復することができます。
しかし、家事や仕事、育児に介護など長期的にストレスが続いたり、災害や大切な人の死など、一気に限度を超えたストレスを受けると、この自己回復システムが正常に働かなくなり、自律神経の働きが乱れ、神経が興奮し、筋肉の過緊張などが引き起こされます。すると、以下のような症状が現れます。
- 不眠、めまい、耳鳴り
- 頭痛、首や肩のコリ
- 動悸、息苦しさ、過呼吸
- 過剰な発汗、体のほてり
- 胃腸の不快感、便秘、下痢
- 吐き気、食欲不振
- 体力低下、疲れがとれない、疲れやすい、倦怠感
- やる気が起こらない、不安、イライラ
上記のような症状で、特に検査をしても特別な異常が見られない場合は「自律神経失調症」と診断されて、痛み止めや抗不安剤、精神安定剤などの薬が処方されることが多いようです。
「〇〇症」とは原因がはっきりわからない症状に対してつけられる診断名です。しかし、自律神経失調症は、原因不明の症状ではなく、自己回復システムが正常に働かなくなり、自律神経が正常に働けなくなっている。本来、寝たら回復すべき体がいくら休んでも回復できない状態になっている。という状態なのです。
なぜ、あなたは 自律神経失調症になってしまったのか?
では、なぜ、あなたは自律神経失調症になってしまったのでしょうか。症状には必ず原因があります。その原因をしっかりと理解しておくことが自律神経失調症を改善するために重要になります。
特に現代は、自律神経失調症で悩まされている人が年々増えていると言われています。なぜ、これほど生活環境も便利になり、医療や科学が発達してきているのに、このようなことが起きるのでしょうか。
この問題の背景には大きくわけて、次の3つのことがあると考えています。
1.便利すぎる生活
インターネットやIT技術の発達により、私たちは非常に便利な生活を手に入れました。しかし、昔だったら足を使って歩くところを車で行き、昔だったら、自分で作物を作るところを近くのスーパーで買うだけ。ほとんど「体」を使うことがなくなりました。私たちは人間である前に「動物」です。動物とは「動く物」と書くように動くことによって脳や体の機能が正常に維持できるよう設計されているのです。
2.脳の使いすぎ
私たちは、体を動かすことは少なくなってきているのに「脳」はより酷使するようになりました。現代は情報化社会と呼ばれ、パソコン、スマートフォン、テレビ、ラジオ、広告など、様々な情報の中で生きています。現代人が1日に受け取る情報量は、昔とは比べ物にならないほど膨大になっており、脳は常に情報を処理しきれない環境にあります。そこに追い打ちをかけるように、昔なら日が落ち、寝ている時間も私たちは、電気をつけて起きていることが可能になりました。脳は酷使しているのに、脳の休息時間はどんどん減っているのです。
3.助け合う関係の欠如
昔は、食べ物を得るために家族や集落の人々と協力をし、作物を育て、子育ても交代で面倒をみるなど、周囲との「助け合う関係」がなければ生きていくことは困難でした。しかし、現代は、家にいながらも世界中の情報が手に入り、食べものにも困らないために、わずらわしい人間関係を離れ、できるだけ「個人」で生きる風潮が強くなってきました。しかし、人間はずっと一人で生きることができる強い生き物ではありません。特に自分の心身が崩れはじめたとき、周囲に助け合う関係を築いてこなかった人は、相当な不安や恐れなどのストレスを心身に抱えることになります。
これほど私たちの生活している環境は変化をしているにも関わらず、人間の体の仕組みは、人類が誕生した 700 万年前から大きく変わっていないと言われています。
つまり、環境の急速な変化に対して、人間の体が追いついていないため、過度なストレスが継続して心身にかかり、蓄積する疲労も昔より大きくなっている。これが現代に自律神経失調症になる方が増えている一つの理由です。
そこに加えて、日々の仕事・役割によって蓄積していく体の疲労。様々な出来事によって蓄積していく、不安・恐れ・嫉妬・欲・怒り・愚痴などの心の疲労。これらの様々な影響によって心身に疲労が蓄積すると私たちの「脳」が疲労し、本来の体を回復させる機能が上手く働かなくなってしまいます。
そして、この「疲労した脳」によって、休んでも回復できなくなり、自律神経失調症が引き起こされるのです。
しかし、この脳を癒すことさえできれば、自己回復システムの機能は正常に戻り、自律神経失調症を改善することができます。
薬で自律神経失調症を 改善することは難しい
医療機関などでの自律神経失調症の治療方法は、大きく2つに分けられます。
1つは、症状を抑えるための対症療法。つまり、痛み止めや睡眠薬、精神薬などで出ている症状を抑えるというものです。
精神薬などを飲むと、一時的に落ち着いたり、動悸、息苦しさなどの症状が少しは楽になる可能性はあります。しかし、薬の効果が切れると、元のように症状が戻ってしまうと思います。これは、薬によって一時的に症状を抑え込んでいるためです。ですから、根本的な解決にはなっていません。
もちろん、軽い症状なら、上手く薬を利用して症状が軽減するケースもあります。しかし、処方された薬で思うように改善がないのなら、薬が追加されたり、次々に強い薬が処方されていきます。そうなってしまうと良くなるどころか、薬がなければ不安になってしまったり、薬をやめれなくなってしまう可能性もあります。ですから、根本的に自律神経失調症を改善するためには薬はあくまでも補助として使用することが大切です。
もう1つは、カウンセリングによる心理療法や、自己催眠の一種である自律訓練法などです。もちろん、それで良くなれば問題ないのですが、FMT整体にはそれらの方法で良くならなかった方が多く来られているのも事実です。
急にこれまでの考え方を変えるというのは容易なことではありません。また、カウンセリングや心理療法など「言葉」によって脳に働きかけても脳が疲弊した状態では、上手に受け取れない・効果が発揮されないことがあるのです。
自律神経失調症は、心の病気ではありません。脳の働きが悪くなり、回復がしづらい状況になっているだけなのです。ですから、まず、脳を回復させやすい状態を作ることが根本的な改善への近道です。
自律神経失調症を 根本的に改善するために
FMT整体には、「薬やカウンセリング、心理療法などを行なってきたけれど、なかなか良くならなかった」という自律神経失調症の方が全国から来院されています。
もちろん、症状が発症してからの期間や状態、生活の環境によって回復のスピードは様々ですが、薬やカウンセリングでもなかなか改善しなかった自律神経失調症の症状が改善していく方は多くいらっしゃいます。
なぜ、FMT整体では、自律神経失調症の症状が改善しやすいのか?それは「体から脳を癒す」というアプローチで自律神経失調症の根本的な改善を目指しているからです。
私たちの体は、脳・中枢から抹消にかけて神経を通って指令が届き、その指令を受けて体が動きます。
出典:レクリエ
FMT整体の施術はその逆のルート(脳の求心回路)である感覚神経に皮膚や筋肉を通じて、脳・中枢にアプローチをすることにより、疲弊した脳を癒やし、筋肉の過緊張を解き、失調した自律神経を整えることができます。その結果として、自律神経失調症の諸症状が改善、解消していきます。
どんなに寝ても、休んでも、脳の機能が正常に働かなかったり、体の筋肉が常に緊張している状態では、体を回復させることができません。ですから、脳や体に起きている興奮・緊張状態をしっかりと解き、寝たら回復する体に戻すためのお手伝いをするのが私たちFMT整体の役割です。
カウンセリングや励ましの言葉をもらって、元気になることもあると思います。しかし、もうどうして良いかわからないほどに辛いとき、しんどいとき、そんな心身が限界のときには「人に優しく触れてもらう」ことのほうが強く、深く心身を癒やします。
私たちには、あなたの一番悩んでいる悩みをどうにかすることはできないかもしれません。でも、体に触れることであなたの心と体を癒やすことはできます。
心は体とともに治癒します。体は心とともに治癒します。
治癒した体は、心に活力と生きる力を取り戻します。どんな状況からも這い上がる気力をもたらします。混乱している脳が整い、正しく考える力をもたらします。
「とにかく、今まで色々やってみたけれどダメだった。」もし、あなたがそのような状態にいるのなら、遠慮せず、我慢せず、FMT整体に駆け込んできてください。
原因がはっきりしない 症状につけられる 自律神経失調症という病名
自己紹介が遅れました。はじめまして、FMT整体の柴田友里絵と申します。
私は鍼灸師を目指して専門学校に通っていたのですが、その学生時代、勉強のためにFMT整体でアルバイトをしていた頃。私が目の前にした現実は、専門学校では見たことがない光景でした。
やはり整体院ですから、基本的に皆さん最初に病院に行かれます。「行っても思うように治らなかった」「さじを投げられてしまった」そんな患者さんが藁にもすがる思いでFMT整体に足を運ばれます。
回数はさまざまですが、一生症状とうまく付き合っていくしかないと宣告された方が良くなっていく光景は不思議なものでした。そんな日常の中で、当たり前だと思っていた治療法への疑問を感じることは自然な流れで、FMT整体の施術家になることを決めた私がいました。
施術家になって多くの方が、自分の症状をなんとか改善するために、はっきりとした診断をもとめて病院へ行くという現実を知りました。診断名や病名がわかれば治るのではないか、そんな気持ちなのだと思います。
しかしながら、自律神経失調症は正式な病名ではありません。他にこれといった原因がみあたらない場合につけられる状態を指すようなものなのです。
過去に、どこにいってもはっきりとした診断をもらえない、という患者さんが来院されました。お話を伺って、体を診ていくと症状改善の見込みがあると感じられる状態でした。
しかし、その方は「どうしても診断名がほしい」と病院に通い続け、ある病院でとうとう自律神経失調症という診断を受け、薬を処方されました。
するとどうでしょう、薬を飲んで良くなるどころか、会うたびに元気がなくなり「病気になっていく」といった表現がまさに当てはまるような、そんな状態がみられました。
原因がわからないものに対する一般的な治療は本当に解決になるのだろうか。
私自身、医療に関わるようになってからずっと疑問でした。きっとお医者さんも同じ疑問を持っている先生方もいらっしゃると思います。ただ、それに対処する術がない。
でも患者さんには治すことを求められる。そうなれば、症状を抑え込んだり、軽減するだけの対症療法となってしまうのも仕方がないのかもしれません。
しかし、考えてみてください。症状が気になりはじめる、おかしいなと感じる前の体の状態があったはずです。生活している中で生まれた痛みや違和感などの症状であれば、必ず何かしらの原因があるはずです。
まずは今なにが起こっているのか、自分自身のからだについて知ること。それが改善の一歩になるのだと思います。
ですから、「治らない」「わからない」といわれたとしても諦めてしまわずに、あなたの症状の原因を一緒に考えてくださるところにしっかりと治すためのエネルギーを使ってみてください。きっと良くなります。
人生でもっとも大切なもの
あなたは、人生でもっとも大切なものは何だと思いますか?
「仕事」「お金」「家族」、、、など。
大切にしたいもの、大切にしなければいけないものは、 色々ありますが、人生でもっとも大切なもの。
それは、あなたの「命」です。
命が亡くなってしまっては、何もできないのです。そして、「体」とは「命」そのものなのです。
私たちは、生きていれば、やりたいこと、 やらなければいけないことはたくさん出てきます。けれども、自分を癒す時間は大人になればなるほど、 忙しくなればなるほど、役割が増えれば増えるほど減っていきます。
そうやって、自分を癒す時間がとれず、 我慢してきた方ほど、施術を受けた後にこうおっしゃいます。
「どうしてだろう。悲しくもないのに涙がでてきました。」
心に緊張があれば、体に緊張を生み、 体に緊張があれば、心に緊張を生みます。
あなたがこれまでに耐えて、我慢して、 押し込めてきたものは、すべて緊張となって体に蓄積しているのです。
どうぞあなたの体からの叫びを無視せず、我慢せず、癒してあげてください。 そして、たった一つしかない、あなたのかけがえのない体(命)を大切にしてください。
これからも人生には色々な苦難があると思います。 仕事、家事、育児、災害、大切な人の死、、、。
でも、大丈夫です。どんなに心身が疲れてしまっても、それが傷として深く残ったとしても、 その心身に負った傷を癒す覚悟を決めたなら、 私たちは何度でも回復し、新たな人生を自分で選択し、生きることができるのですから。
まだまだ、先が見えないため不安もあると思います。ですから、一人で悩まずに私たちに相談してくださいね。一緒に根本的な改善に向けて歩んでいきましょう。