田中 学
GAKU TANAKA
たなか がく
担当の院
- 長野出張所
プロフィール
- 出身地
- 長野県諏訪市
- 好きな食べ物
- カツカレー
- 好きな言葉
- 10000回だめでかっこ悪くても
10001回目は何か変わるかもしれない
経歴
26年務めた公務員を辞め一念発起。個人で整体院を始めるも上手くいかずに悩んでいた頃、FMT整体の門を叩く。
「技術が人を癒すのではなく、人が人を癒やす」その意味の深さを体感し、セラピストになって12年。
長野・横浜・東京と施術を経験し、現在に至る。
ストーリー
体を動かしていないと気が済まない性分
私は長野県の諏訪市という町で生まれ育ち、高校卒業後は地元の市役所に就職し妻と子供2人と暮らしていました。
幼少期の頃は、とにかく体を動かしていないと気が済まない性分で、いつも薄着で全身汗だく、季節関係なく日が暮れるまで遊んでいました。魚とりで頭から靴まで全身泥だらけで家に帰った時も、母から怒られることはなく「よく遊んできたねー。」と言われるのが誉め言葉だと勘違い。宿題そっちのけで遊びに夢中でした。
当時はプロ野球の長嶋・王選手の全盛期で、自然の流れで野球チームに入り、高校まで野球を続けました。しかし、高校3年の春に腰痛になり、病院で毎日注射を打ち続けましたが、痛みは引くことはありませんでした。この時、痛みも辛かったのですが「自分の痛みが人には伝わらないこと」「病院や治療院に行っても自分の話を聞いてくれない、納得のいく説明がない」そのことが何より切なかったのでした。
その後、腰痛のリハビリで初めたウエイトトレーニングにはまり、就職先はトレーニングができるかどうかを基準に決めたくらいです。いつしか、パワーリフティングという競技で全国大会にも出場できるようになり、どんどんのめり込んでいきました。しかし、ここでも一心不乱な性格からか、練習のやりすぎで背中を痛め、30代で引退をしました。
FMT整体との出会い
引退後は、友人にトレーニング指導をしていたこともあり、今度はトレーナーとして体の痛みを解消できるようになりたい、と漠然と思っていました。
それから、週末だけ整体専門学校に通い始めました。整体師になりたいことを友人や先輩に相談すると、100%無理だと一蹴されることが常で、目標が定まらない悶々とした気持ちを抱えていましたが、ある時思い切って、整体師になりたいことを妻に話したら「やりたいことがあれば、やってみたらいい。」という、思いがけない答えが返ってきました。
妻の後押しもあり、26年間務めた市役所を辞め、覚悟を決めて念願の整体院を地元にオープンしました。
はじめは順調だと錯覚していましたが、半月もしないうちに患者さんの足が遠のいていきました。焦りが募り何とかしたい一心で、インターネットで検索していると偶然FMT整体のYoutube動画に行きつきました。FMT整体創始者の言葉には説得力があり、引き込まれました。FMT整体のホームページには「施術とは、術を施す側と受ける側の共同作業です」とありました。
それを見た時、私は、はっ!としました。私が腰痛の時、治療で病院や治療院に行った際に感じた「話を聞いてくれない、納得のいく説明がない」まったく同じことを自分が目の前の患者さんにしていることに気づいたからです。症状をなんとかしなければと、技術ばかりに気を取られ肝心なことが抜け落ちていたのです。自分の愚かさに呆然としました。
その事に気づかせてくれた瞬間から「ここで学び直したい!」と思い、その日のうちにセラピスト養成学院の入学願書を書き、晴れてFMT整体での修行を許されました。
実際にFMT整体へ足を運んでみると、ホームページ通り全国から患者さんが来られ、待合室には常に患者さんがいる状態を目の当たりにして驚きました。どうしてなのか?それを知りたいのですが、なかなか教えてはもらえません。
でも、病院や治療院へ行っても改善しない患者さんの症状が軽くなり、表情が穏やかになる場面に何度か立ち会っているうちに、施術技術もそうですが、それ以外の大事なことに気づいたのです。
それは「施術家と患者さんがしっかり向き合っている」ということです。
施術家は、患者さんの痛みや辛さをしっかり理解しながら施術を施し、患者さんは真剣に施術家の話を聞き、言われたことを実行されます。
施術とは、術を施す側と受ける側の共同作業である、ということ。「技術が人を癒すのではなく、人が人を癒す」ということが、ようやく腑に落ちる経験をすることができました。
長い様で短かった修行が終わり、前とはまったく違う自分で患者さんに向き合うことができ、長野県をはじめ横浜や東京などでも施術を担当し、セラピストになって12年が経ちました。
FMT整体には、辛い痛みや不調を抱えた患者さんが多く来院されます。
私たち施術家は、痛みや不調の様子を共有するために時間をかけて多くのことをお聞きします。そして、身体の状態を診ながら、責任を持って最善最短の方法で患者さんと共により良い状態を目指します。
今は、痛みや辛さで大変だと思いますが、痛みや辛さには必ず原因があり、体は常に治ろうとしています。その治ろうとしている力を、あなたと私で、どんどん引き出していきましょう。
安心してください、大丈夫です。
あなたの大切な人生を一緒により良いものにしていきましょう!