症例

足底筋膜炎 症例 57歳 男性 会社役員 

足裏の痛み

足底筋膜炎

こんにちは。FMT整体の山田です。
今回はかかとの痛みで来院された患者さんの症例を紹介します。

症状・診断

Tさんは、会社の役員をされています。土日の休日は接待ゴルフ。そして平日の夜はお仕事上のお付き合いで会食。飛行機や新幹線での出張も多く、とても忙しい様子です。

症状は左足裏かかとの痛み。昨年2月、京都マラソンに出ることになり、練習を始められてから痛みが出てきました。それから数ヶ月、痛みを抱えながら過ごしていましたが、最近になって朝の寝起きや夜中にトイレに行く際、足を着くとかかとに激痛を感じるようになりました。

病院の診断は受けられておらず、ご自身で「これは大学病院へ行ってもダメだろう」と判断。自分で色々と調べているうちに、当院の足底筋膜炎のYouTubeやホームページを見て、自分の症状だと思われ、「説明に納得したので行ってみよう」と来院になりました。

治療計画・方針

Tさんは学生時代に「ラグビーを本格的にやっていた」と言われる通り、ガッシリとした体格です。鍛えてきた様子も伺えるほどでしたが、全身の筋肉に緊張がありました。特に腰回りから太もも、ふくらはぎから足首や足指の動きに係る筋肉の硬さがありました。

症状は足裏かかとの痛みですが、腰回りからのつながりも足部の動きに関係していると感じたので、全身を施術していくと同時に、腰回りや体幹部分の柔らかさを取り戻すことに重点を置きながら、痛みのある足部を調整していくように考えました。

マラソンの練習をきっかけに痛みが出ましたが、体の状態から、足の痛みにつながるような体全体の緊張が元々あったと考えられました。

症状改善までの経過

2〜3回目:Tさん曰く「可もなく不可もなく」と、特に改善は認められませんでした。日常の歩行では特に大きな痛みはなく、ゴルフ中も足はほとんど気にならない様子でしたが、やはり動き出しの時に一番痛みを感じるようです。

状態を見ながら、施術とあわせて、足首やスネ、ふくらはぎの動きに対するストレッチもお伝えしていきました。

4回目:少し、痛みの強さが減ったかな?と言われる程度。でも、痛みのポイントが少し変わった、などの話もされ、今までと違う感覚が出てきたようでした。腰回りやふくらはぎの柔らかさが少しずつ出てきました。

5〜6回目:「悪くはなっていない」と大きな改善はなく、一進一退の状況でした。毎日忙しく入浴はシャワーで済ませていましたが、「土日はお風呂の湯船にしっかり浸かっている」と、改善に向けてこちらのアドバイスも取り入れておられました。

7回目:「明らかによくなっている」と言われました。激痛がなくなったとのこと。今までとは違って、急に変化を感じられた様子でした。そしてTさんは「こんな痛みのない気持ちいい治療で、あの激痛がなくなるなんて」「キツネにつままれたようでビックリです」と施術についての感想も話されました。

その後も週に1回程度の施術を継続していきました。しばらくは1〜2日に1度くらい、ズキっと痛みを感じることがありましたが、今では日常生活の中で、痛みはほとんどなくなりました。

現在、1〜2週間に1度の通院を継続中で、寒くなると可動域の制限が出るという両腕の対処もあわせておこなっています。

施術家からのコメント

足裏の痛み、足底筋膜炎も人それぞれ程度が異なりますが、体のつながりも含めて、原因に対して適切に対処できれば改善していく症状です。また、改善のスピードは、負担を減らし体が回復する時間をどれだけ作れるかにも左右されます。

Tさんも、毎日忙しいスケジュールの中で、休める時間のある土日にはお風呂の湯船にしっかり浸かって、血流をよくしたり、足首やスネ、ふくらはぎを柔らかくするストレッチに取り組まれました。

その結果、初めは大きな変化が出なかった体も、治癒力が次第に正常に働くようになってきたのだと思います。少しでも自分でできることに取り組むことが症状の改善にはとても大切です。

患者さんの状態を見ながら、施術とあわせて、早期に改善が進むための日常でのアドバイスやセルフケアも一緒に考えていきますので、足裏の痛みや足底筋膜炎でお悩みの方は、いつでもご相談ください。

この記事を書いた人

山田泰行

山田 泰行

大阪エリア担当。息子のケガを通して公務員から施術家の道へ。現在進行形で学びながら、皆さんの人生のきっかけとなる場を提供していきます。