皆さん、こんにちは。
セラピスト養成学院プロコース卒業生の隅田です。
先日、今期ホームケアコースの実技講座にサポート講師として参加させていただきました。
(サポート講師と書きましたが、自らの学びの為でもあります。)
現在は、海外から参加されている方もいますが、昨今の情勢のこともあり、集まれる方のみでの開催となりました。
今回、参加された方のお話を聞いていると、さまざまな人生を歩んでこられた方ばかりです。
しかしながら、現状打破の為に一念発起した人、ある思いを持って入学された方々など、セラピスト養成学院をきっかけにご自身の人生をより良くしていきたいという気持ちが感じられます。
私が数年前に入学した時のことを思い出すと、その思いの違いに、最初は恥ずかしくて、皆さんの顔をまっすぐ見ることが出来ませんでした。
そんな方々が集まった第1回目の実技講座。
その様子は、一言で言うならば「実技は、ほぼ完成されている。」と言う印象です。
なぜ、初回からこれだけできるのかと聞いたところ、事前にビデオ講義で施術方法は習っていたとのこと。
(現在の情勢もあって、私が学んでいたときとは学習の進め方が変わっているようです。)
「ビデオ講義のみでここまで達することが出来るのか。」と言う事に驚き、それだけ充実した内容だったのだろうと思うと、ビデオを見てみたい気持ちにもなりました。
さて、感動のあまり端折ってしまいましたが、今回の講座がどのような形で進んだかと言うと、
①講師からのお話
②自己紹介
③実技実習+フィードバック
という流れでした。
「①講師からのお話」は、毎回思うことでもあるのですが、セラピストになる為の心構えであることはもちろん、自らの人生に対する取り組み方において非常に有用な話が多いと言うことです。
(セラピスト養成学院で学ぶ主要事項の一つと言っても差し支えないものです。技術面よりもある意味大事です。私が学んだ経験としても技術は後から付いてきます。)
FMT整体のセラピスト養成学院で学ぶことは、創始者がお坊さんと言うこともあり、仏教的な考え方がベースになっているせいか、「はっ!」となる内容が非常に多いのです。
人生設計の考え方,他の方々に接するにあたっての心構え,普段どのように生活すると良いのかなど。
その中でもFMT整体が重視しているのが、“相手にスポットライトを当てる”と言うことです。これが出来なければセラピストにはなれない、基本中の基本のことになります。
しかしながらこの考え方は、施術時のみならず普段の生活の中でも非常に重要になってくるもので、逆に言うと、普段の生活の中でこれが出来ていないと、セラピストにはなれないと言うことにもなります。
私は、毎回これを聞くたびに、”反省”の言葉が浮かんで来ると共に、日々修練を繰り返しています。
「②自己紹介」に関しては、FMT整体では巷で言われる自己紹介とは少々異なった自己紹介を行うのですが、今回は時間の関係もあって、通常の自己紹介でした。
そして、「③実技実習+フィードバック」ですが、ビデオ講義を受けていると言うこともあって、まずは施術の基本技術全てを先生方に実施し、その後一つづつ細かいところをアドバイスを受けながら修正していくと言うことをやりました。
ここで、学院生の施術を受けて感じたのは、”気持ち良い”と言うこと。
技術的な細かい面は初めてなのでさておき、本当に気持ち良いのです。
初めての実技実習のはずなのに、なんでこんなに気持ち良いのだろう。と思うに、心身共に相当に練習してきたのだろうと言うことに思い至りました。
普段、人に触り慣れていないと、あそこまで出来るとは思えないからです。それだけ参加者の意識が高いと言うことなのでしょう。長々と書き連ねてしまいましたが、今後が本当に楽しみです。
皆さん、卒業まで数か月ですが、真のセラピストを目指して共に頑張りましょう!
追伸:
毎回、学院に参加させて頂いて思うことは、今回はどんな人に会えるのだろうと言うこと。
そして卒業時の皆さんのお顔を見ること。これが楽しみで、毎回参加させて頂いております。