活動日誌

【学院講座レポート⑤】施術の効果を上げる環境作り

その他

こんにちは。FMT整体の三輪です。

先日、開催されたセラピスト養成学院の実技講座(プロコース)では、
「患者さんが治りやすくなる環境作り」についての講義がありました。

「治りやすくなるための環境作り」と聞くと、どんなイメージを持つでしょうか?

ここでいう環境作りは、
心地よい音楽をかけたり、リラックスできるアロマを焚いたり…。
ということではなく、「施術を受ける前までの環境・関係作り」を指します。

僕が学院生として研修をしているとき、
「施術は、患者さんが電話をしてきたところからはじまっている」と教えてもらったことがあります。

具体的に言えば、どのような電話対応をするかで、
その方の症状が治りやすくなるか・治りにくくなるかが変わってくるんです。

セラピストをしていると、
どうしても「施術技術」に目がいきがちなんですよね。

だからこそ、「ここをゆらすだけでどんな症状も治る!」「1回で寝たきりの方が立てるようになる!」
といった施術技術の広告がたくさんありますし、多くのセラピスト・治療家の先生が技術を中心に勉強している印象があります。

しかし、同じ技術でも「どのような環境・関係を作るのか?」によって、効果が全く変わってくるんです。

ですから、いろいろ技術を学ぶよりも、行き詰まったら、
技術以外の部分に目を向けることが一番大切だったりします。

と言いながら、
僕も学院生のときは「症状を治す=技術」だと思っていたので、技術ばかりに目がいっていました。
(もっと言うと、「治す」ではなく、「治る」のですが、これを書き始めると長くなるので割愛します)

FMT整体では、患者さんがホームページを見てから、
施術を受けるまでのすべての過程に「改善・回復しやすく秘訣」が隠れています。
これがわかるようになると、技術だけが人を改善・回復させるわけではないんだなと思います。

実際にセラピスト養成学院の講義は、技術も学びますが、技術以外の学びが大半を締めます。
その理由は、人を実際に施術するようになるとわかるようになってくるんですが…。

ぜひ、これからセラピストを目指したり、誰かを癒したいと思われる方は、
「技術だけがすべてではない」ということを覚えてもらえると、新しい視点で人を施術することができると思います。

僕もあらためて、学院で学んだ環境・関係作りを大切にして、施術をしていきます!

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この記事を書いた人

三輪 拳

三輪 拳

中学生のとき、オスグッドに悩み、地域の治療院を巡るが1年半治らずFMT整体と出会う。どこに行っても改善しなかった自身の痛みが改善したことに感動し、「自分も将来、困っている人や苦しんでいる人の役に立てる人になりたい」という気持ちを持つようになる。高校では陸上競技をはじめ、山梨学院大学にスカウトで入学するも中退。その後、FMT整体で学び始め、18歳でセラピストデビュー。現在は、FMT整体愛知小牧本院を担当している。