朝起きるといつも体が重だるい。
たくさん寝たはずなのに、どうして朝からこんなに疲れているの…。
もし、あなたがこのような状態なら、
体が回復しずらい状態になっているかもしれません。
今回は「回復しやすい体を作る」ために、
今すぐご自宅でできることをお伝えします。
寝ても疲れが取れない理由とは?
私たちの体が疲労回復をするときには、
大きくわけて2つの要素が必要になります。
それが「酸素」と「栄養素」です。
これらが血液によって、
全身に運ばれることで疲労回復を促進することができるのです。
しかし、この疲労回復に必要な「酸素」や「栄養素」を
体に上手く取り入れることができていないと
いくら寝ても疲労が取れなくなってしまうのです。
現代人は胸郭の動きが悪くなりやすい
特に現代人は「酸素」が不足しています。
私たちの肺は「 胸郭」といって肋骨や胸骨などが
カゴ状に組み合わさった骨に覆われていますが、
この胸郭の周りの筋肉が硬くなり、動きが悪くなると
呼吸が浅くなり、十分な酸素を取り入れることができなくなってしまいます。
特にデスクワーク作業など前かがみや猫背になっていると
この胸郭はどんどん動きが悪くなっていきます。
ですから、まず、この胸郭の動きを良い状態に取り戻して、
酸素を体に取り入れやすくすることが「回復しやすい体作り」の一歩目になるのです。
3分で翌朝の目覚めが変わる胸郭ストレッチ
胸郭の動きを取り戻すためには、以下のストレッチがおすすめです。
FMT整体YouTube動画「肺の機能を取り戻す胸郭ストレッチ」
このストレッチには3つのメリットがあります。
①3分あれば、いつでもどこでもできる
場所を選ばず、座っていても立っていてもできます。
②やった直後から呼吸が楽になる
実際に行った患者さんの多くが、
「こんなに呼吸って気持ちいいんですね。」
「すごく深く息が吸えてびっくりしました。」
などと、その場で実感されます。
③寝る前に行うことで翌朝の目覚めが変わる
寝る前に胸郭を柔らかくし、しっかり動く状態を作ることで、
寝ている間の呼吸が楽になり、身体の回復を助けます。
意識的に繰り返しクセづけていくことで、
だんだん無意識でも深い呼吸ができるようになります。
慣れてきたり、気持ちよいと感じれば、
何回やっていただいても構いません。
ぜひ、やってみてくださいね!
+αでおすすめ:酵素(こうそ)を積極的に摂る
ご紹介したストレッチ以外にも、
回復しやすい体作りのために意識していただきたいのが、
酵素(こうそ)をしっかり摂ることです。
酵素は体の全ての活動に必要な栄養素であり、
日中活動していれば酵素はどんどん消費されます。
酵素には新陳代謝を促し、血流をよくする作用もあります。
血流がよくなることで酸素もすみずみまで届きやすくなるので、
疲労回復をさらに促進します。
酵素は体の中でも作られてはいますが、
ストレスが多い現代社会では、たくさん消費されるので不足しがちです。
なので、酵素を多く含むフルーツや生野菜、
またヨーグルトや甘酒、納豆、キムチなど発酵食品、
調味料でいえば、しょう油や味噌、塩こうじなど、
食べ物から積極的に補ってみてくださいね。
また、寝ても疲れがとれないときこそ、FMT整体の施術が効果的です。
FMT整体の施術は、筋肉を通じて脳に働きかけることで、
体の休息スイッチが入り、脳疲労や心身の疲労が抜けていきます。
寝れない、寝ても疲れが取れないというときも、遠慮なくご相談くださいね。