日々の気づき

「がんばれ、がんばれ」の押し付けより、大切なもの

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子どもたちが、スポーツでどこかを痛めると、

「スポーツにはケガがつきもの」
「ケガをするのは筋力が足りないから」

というような考え方があります。

私も施術家になる以前は、そんな風に思っているところがありました。でも今は、それは間違いだと思います。

痛みは、「もうこれ以上やると、こわれちゃうよ」という体からの悲鳴なのです。体の使い方に問題があるために、痛みを出して知らせているのです。

もちろん、これは、スポーツ障害だけに限った話ではなく、体に起こる痛み違和感にも当てはまることです。原因があるから痛みは起きています。

しかし、現実はどうでしょうか?子どもたちに「休む」ということは与えられません。逆に、痛みを我慢させて筋トレを勧めらることもあります。痛みや違和感がある状態では、回復の妨げにつながります。

自分で判断ができない子どもたちでは、自分から休むことは選択しないと思います。施術の現場でも、直接話を聞くと、「みんな痛いのを我慢して練習や試合に出ているから」という風潮のようです。

だから周囲の大人たちが、正しい方法を伝えてあげてほしいと思いますし、責任は大きいと思います。

痛みを我慢し続けても良いことはありません。姿勢や動作、気持ちのあり方を含めて、これから先もスポーツを続けていくために、今、何かを見直すチャンスなのかもしれません。

そんなことを学んでいくことも、スポーツの意義ではないでしょうか。

がんばれ、がんばれの根性論だけでは治りません。根性を発揮すべきポイントは、ケガの痛みを我慢するところではなく、痛みのない健全な体で一所懸命取り組むことや、苦しい時に簡単にあきらめないところにあると思うのです。

正しい言葉かけ、アドバイスで応援できる大人たちでありたいですね。

 

 

この記事を書いた人

山田泰行

山田 泰行

新大阪駅前院担当。2男1女の父。FMT整体で大切にされていたのは「靴を揃える」などの当たり前のルール。そんな環境からか、日に日に良くなり痛みを通じ成長する息子に触発され、公務員から施術家の道へ。現在進行形で学びながら、皆さんの人生のきっかけとなる場を提供していきます。