検査されていると思ったら終わってびっくり!
ふわふわ触られているだけのように感じるけれど、いったい何をしているの?
どうしてこれだけで痛みがなくなっていくの?
患者さんから、非常によくいただく質問です。
私も患者だった時、全く同じことを思っておりました。
今日はFMT整体の施術について、
誰にでも理解しやすいように説明していきます。
五感と刺激の関係
五感のうち、視覚・嗅覚・聴覚・味覚でそれぞれイメージしてみてください。
目・・・眩しいと人は目をつむりますね。逆に、見たいものに対しては目をよーく凝らします。
鼻・・・嫌な臭いには鼻をつまみます。いい香りだと、逆にクンクン匂いを嗅ごうとします。
耳・・・うるさいと耳を塞ぎたくなります。でも、かすかなメロディーには耳を傾けます。
口・・・不味いものや味があまりに濃いものは吐き出します。けれども、美味しかったり薄味だったら逆に味を感じ取ろうとします。
ここまでくるとお分かりでしょうか?
全部、「穴」と「刺激」の関係です。
目も鼻も耳も口も、いうなれば「穴」です。
自分を守る体の働きで、刺激が強いものは体が危険と判断して、体に入れないように、穴が閉じます。
でも、刺激がとても弱く、体にとって心地よい、安心・安全だと判断されたものに対して、穴は開きやすくなります。
拒否してはねのけるか、それとも受け入れるか、穴がその役割を担ってくれているのですね。
体にある最大の穴は・・・
視覚、嗅覚、聴覚、味覚ときて、残り一つが触覚ですね。
つまり皮膚です。毛穴です。
人体最大の排出器官と言われている毛穴は、身体中にびっしり。
その数たるや、なんと500万個と言われています。
体にとって嫌なものは皮膚が全力で拒否するので、身体中の毛穴が閉まります。すると皮膚(体)が硬くなります。
痛いほどにギュウギュウ押したり叩いたり揉んだりするのは良くないと
FMT整体が口を酸っぱくして言っているのはこのためなのです。
痛みのある方はお身体がとても硬くなってしまっている方が多いです。
それだけ長い間色々な刺激にさらされてきたのだと思います。
FMT整体の施術は全く強いことをせず、毛穴がひとりでに開いてくれるような働きかけを行っています。
(バキボキ揉むのがスパルタ教育だとしたら、FMTの施術は優しいお母さんといったイメージでしょうか。)
全身がゆるめばそれだけ血流も良くなりますし、回復力も高まります。
なんとなくお分かりいただけたのではないでしょうか?
五感はとっても大事。第六感もすっごく大事。
五感・・・「穴」をひらくように心がけるという意味では、
日々の生活の中で、なるべく体が嫌がっていることをしないことです。
頭の中ではいいやと思っても、体が嫌がっている場合があるのです。
それに気づいてなるべく体への刺激を少なく過ごせると
回復力はさらに上がっていきますよ!
あと、私は第六感というものもあると思っています。
決してオカルト的な意味ではありません。
特に理由はないのだけど、「なんとなく好き」とか「なんとなく嫌」という気持ちになることってきっと誰しもあると思います。
私は、「なんとなく」いうのは、
第六感だとか潜在意識の働きだと思っています。
なので、実は頭で考える以上にすごいことなんじゃないかと。
第六感に果たして穴があるのかはわかりませんが・・
五感と一緒にここが開くようなケアもちゃんとできたら、
心身ともに元気になっていく!!と山極個人は思っています。
「超わかりやすい」と豪語した手前、
無事ハードルを超えられたか心配でもありますが、
少しでも皆様の考え方のお役に立てたら嬉しいです。