オスグッドを理由にやりたいことを諦める必要はありません。
これまでに様々な治療院に通っても良くならなかったために「オスグッドは、本当に治るのだろうか。」「もしかしたら、このまま治らないんじゃないか。」という不安を抱えていらっしゃるかもしれません。
練習を頑張っていたお子さんを見ているからこそ、怪我で諦めるような結果にはしたくない。だから、親としてもなんとかしてあげたい、もっと早く気づいてあげていれば。そのような気持ちでオスグッドについてネットで探してこのページにたどり着いたと思います。
私たちがこのページを通してあなたにお伝えしたいことは、「オスグッドは必ず治る」ということ。
そして、治っただけでなくオスグッドをきっかけにして、怪我をしにくい、怪我に長く悩まされることなく全力でスポーツに打ち込める選手になる。それが私たちの目指しているところです。
お子さんが「あの時、オスグッドにさえならなければ。」と後悔してしまうのか、「あの時、オスグッドになって良かった。」と経験がその後の糧になるのか。その違いは、オスグッドになっている“今の時期にどのように過ごしたか”で結果は大きく変わってしまいます。
ですから、このオスグッドの経験をきっかけにお子さんが全力でスポーツに打ち込める環境作りを一緒にお手伝いさせていただきたいと思っています。大丈夫です。オスグッドは必ず良くなりますよ。
どんな状態のオスグッドでも原因が解消されれば、必ず改善する
なぜ、あなたのお子さんのオスグッドは改善されていないのでしょうか?それは、オスグッドの原因が解消されていないからです。オスグッドには必ず原因があります。その原因が解消されれば、どんな状態のオスグッドでも必ず改善していきます。
オスグッドは、原因からしっかりと解消することができれば、動くと痛くなってしまったり、痛みを何度も繰り返すことはありません。
「でも、病院でオスグッドは、成長痛だから、成長が止まるまで上手く付き合って行くしかない」と言われたからもいらっしゃると思います。
しかし、あなたのお子さんは、成長期だから、オスグッドになったわけではないのです。もし「成長期だから、オスグッドになる」としたら同じ成長期にあるチームメイトの子はなぜ、オスグッドになっていないのでしょうか。
「成長期だから、しょうがない」と諦めたり、痛みとうまく付き合っていく必要はないのです。
あなたのお子さんのオスグッドの原因を見つけることが大切
では、オスグッドの原因とは何でしょうか?一般的にオスグッドの原因は、太ももの前の筋肉が硬くなることによって、膝のお皿の下の骨に負担がかかるため出っ張ってきたり、痛みが出ると言われています。
※オスグッドの原因について詳しく知りたい方は「オスグッドの原因|オスグッドの原因を引き起こす5つの要因」をご覧ください。
ここまでは、あなたもすでに病院の先生から聞いたり、ネットで調べてご存知かもしれません。ただ、太ももの前の筋肉を柔らかくするためにストレッチや電気治療など言われた通りに取り組んでいるのに一向に治らない。そんな状態ではないでしょうか?
それは、あなたのお子さんのオスグッドの痛みを引き起こしている原因は「太ももの前の筋肉だけではない」からです。
オスグッドになってしまう子は、そのお子さんによってやっているスポーツ、種目が違います。それぞれのスポーツの動きによって負担がかかりやすい場所も違いますし、そのお子さんの動きのクセや体の柔軟性によっても負担がかかる、筋肉が硬くなる場所は変わってきます。
私たちもこれまでに多くのオスグッド患者さんの治療をしてきましたが、オスグッドとひとくくりに診断をされていても、その子によって筋肉が硬くなっている場所、動きが悪くなっている部位は違うことを実際の現場で診てきました。
股関節の動きの悪さが痛みの取れない原因になっている子、太ももの後ろの筋肉の硬さ、足首の硬さが原因になっている子。その子の痛みを引き起こしている原因を探すことが大切です。
ですから、私たちは、問診や施術する中でその子の原因を特定して解消していきます。お子さんの状態や原因についても親御さんと一緒に説明します。原因がわかってくるとお子さん自身も自分から積極的に治すことに取り組めるようになります。
原因がわかっても治療方法が間違っていると良くならない
また、いくら、オスグッドの原因がわかっていても、その原因に対して行なっている治療方法が間違っていると効果はでません。一般的に行われているオスグッドの治療方法としては、
(1)サポーター、オスグッドバンド
(2)干渉波・ドップラー波電療法(病院や接骨院でおこなう電気治療)
(3)マッサージ、指圧
(4)湿布、痛み止め
(5)アイシング(患部を冷やす)
(6)ストレッチ
(7)太ももを鍛える筋トレ
(8)手術(オスグッドに手術は必要ありませんから絶対にやめてください)
などが行われますが、これらの治療で良くなっていないとしたら、治療方法が原因を適切に解消できていない可能性があります。
特に痛みが起きている時に筋肉を押したり、揉んだり、伸ばしたりすることはかえって筋肉の緊張を強めて硬くしてしまい、オスグッドの治りを妨げてしまう可能性があります。
また、FMT整体に来られた患者さんの中には「1年以上通院したけれど良くならなかった」という方もいらっしゃいました。現在行なっている治療をしていても結果が出ていないとしたら、そのまま続けても効果が出るとは思えません。
実は、病院や接骨院では、オスグッドという“症状”に対しては、このような治療をする。という方法や手順が決まっています。ですから、どのようなオスグッドの子に対しても基本的には同じ流れで治療をしていきます。
もちろん、良くなれば問題ないのですが、それらの治療を行っても、なかなか良くならなったという方がFMT整体に来られているのも事実です。
私たちがオスグッドの患者さんをみていて感じていることは、お子さんによって体の状態や痛みに関係している原因、場所が違うため、全員同じように治療していてはオスグッドの原因は解消できないのです。
ですから、オスグッドという“症状”だけ見るのではく、そのお子さんを見ることが大切だと考えています。どんなスポーツをやっていて、どんな性格の子で、どんな体つきをしているのかなど。それは、症状は同じでも、その症状を引き起こしている人は違うからです。
オスグッドだから、このような治療をする。という固定観念を一旦置いて、そのお子さんに向き合うこと。それが、私たちが大切にしていることです。
症状名で決めつけるのではなく、そのお子さんの背景や状況をきちんとヒアリングして、実際の体の状況も見て、そのお子さんの原因を探すこと。
そして、オスグッドにはこのような治療をする。と決めつけないで、仮説と検証を繰り返します。その子の原因を探りながら、仮説を立て、治療をして、痛みが減っていけば原因に対して適切にアプローチができていると判断します。
痛みが変わらなければ、視点やアプローチの方法を変えながらその子の状態の変化に合わせて治療をしていきます。そのことで、どのような状態のオスグッドのお子さんでも改善していくことができます。
体のケア方法や怪我に対しての考え方も伝えていきます
オスグッドの治療をしていく中で、その子の状態に合ったケアの方法もお伝えしていきます。そのケアを続けていくことで、オスグッドが治った後の再発防止にもなります。
また、動きの悪い場所を治療したり、お伝えするケアを続けていくことで体の動きが良くなり、オスグッドになる前よりもプレーが良くなったり、ベストタイムが出る学生さんもいます。
怪我に対しての考え方もお伝えしていくので、今後、怪我をした時にどのようにすればいいのか。また、怪我を未然に防ぐためにはどのようなことに気をつければ良いのかがわかり、ケアや習慣を大切にすることで怪我をしにくい選手になっていくのです。
これまでお伝えしたことから、あなたのお子さんがどのような状態のオスグッドであっても改善することができます。そして、そのオスグッドを治していく過程でケアの方法や怪我に対する考え方を知ることで、怪我に長く悩まされることなく、全力でスポーツに打ち込めるようになります。
ぜひ、このお子さんの怪我を治すだけで終わらせずに、今後のスポーツや人生に繋がって行くような経験にしてほしいと思います。
私も元々オスグッドで悩んでいた患者の一人でした。
自己紹介が遅くなりました。はじめまして。FMT整体の三輪と申します。
実は、私も学生のころに2年間オスグッドで苦しんだ時期がありました。様々な治療院に行っても良くならず、最終的にFMT整体に通って治すことができた元患者でもあります。
オスグッドになった当時は、近くの治療院に毎日のように通って電気治療、マッサージ、自宅でのストレッチを行いましたが2年間治らず「オスグッドは治らないんじゃないか。」と治すことを諦めかけた時もあります。
特に辛かったことは、チームメイトから「お前、練習したくないんだろ?」とズル休みをしていると思われたことです。
早くスポーツがしたいという気持ちはもちろんですが、正直、オスグッドを治したかった一番の理由は、監督や友達から「サボっている」と思われたくなかったり、練習を休んでいるという申し訳無さから友達との会話の中に入れなかったりと周りからの目がいやだったからです。
外から見ているだけでは、痛いことは理解してもらえません。オスグッドになった時のつらさは、オスグッドになってみなければわからないのです。
ですから、お子さんの今の気持ちはよくわかるつもりです。その苦しんでいるお子さんの姿を見ている親御さんとしても、もどかしい気持ちや心苦しさがあるのではないでしょうか。
だからこそ、この経験を通してお子さんがより全力でスポーツに打ち込める環境作りのサポートをしてあげてほしいです。
今後、お子さんがスポーツを続けていくのであれば、なおさら自分の体、怪我に対してどのような考え方を持っているかで伸びる選手になるのか、いつも大切な時に怪我をしてしまう選手になるのかという差が出てきます。
このオスグッドになった経験を無駄にせず、選手として成長できるこの機会を活かしていきましょう。
また、同じようにオスグッドで悩んでいた患者さんから頂いた声も紹介させていただきますね。
FMT整体にオスグッドの治療で来院されていた患者さんの声
遠方で通うことが難しい方へ
遠方で通えない方や様々な都合で頻繁に通えない方は「FMT整体の痛み回復理論に基づいて作られたオスグッド セルフケアDVD」を使って、オスグッドのケアをすることもオススメしています。
セルフケアDVDの詳細は「自宅でオスグッド・ジャンパー膝を改善するためのセルフケアDVD」をご覧ください。
最後に
オスグッドがなかなか治らずに、思うように練習ができない苦しさやチームメイトが練習しているの見るたびに感じる不安や焦り。私もオスグッドだった過去があるから、すべてとは言いませんが、お子さんの気持ちはわかるつもりです。
そんなお子さんを見ている親御さんも、もどかしい気持ちだと思います。子供には元気でいてほしい。笑顔でやりたいことをやっていてほしい。そのために応援したい。
FMT整体に来られる親御さんは、皆さんそのように言われます。ですから、私たちもその気持ちに応えられるよう全力でサポートをしていきます。
まだまだ、先が見えないため不安もあると思います。ですから、一人で悩まずに私たちに相談してくださいね。一緒に頑張っていきましょう。