お医者さんに「オスグッドは成長が止まれば治る」と言われて今まで我慢して付き合ってきたが一向に治る気配がない。中にはお医者さんから「オスグッドがこのまま治らなければ手術の可能性もある」と言われてもう手術をしようと考えている方は少なくないでしょう。
ただ、結論を言うとオスグッドに手術は必要ありません。もし、あなたがオスグッドの手術をしようか迷っているのであれば、この記事は必ず役立つことを約束します。この記事をじっくり読んだ上で手術を受けるか考えてください。
1.オスグッドの手術を受けてもその悩みを改善できない可能性がある
あなたは、なぜ手術を受けようと考えていますか?多くの方はこう答えます。
- お医者さんに手術を勧められたから
- もう手術をしないと治らないと思っている
- オスグッドが治るためには時間がかかると言われたので手術で早く治したい
- ひざ下の出っ張りをなくしたい
この4つが手術によって解決出来ると考えているのであれば一度、踏みとどまってください。その理由をこれから説明していきます。
2.オスグッドの手術とは何をするのか?
オスグッドになるとひざ下の骨が出てきます。そのボコッと出てきた場所に対して手術を行ないます。ここからは、少し難しいになってくるのでその前にこちらの記事でオスグッドの原因を確認して下さい。
オスグッドで手術をすすめられる場合は、稀です。手術をすすめられるのは、出ている骨が大きく遊離(完全に骨がはがれた状態)していたり、成人になってもオスグッドが治らない場合は手術を勧められることが多いようです。
出典:http://www.matsuda-oh.com/treatment/010/
この図の右側が「遊離」している状態です。
オスグッドの手術は、いくつか種類がありました。しかし、その多くが安定した結果が得られないため、現在の手術の内容としては
- 出っ張っている骨を削り、出っ張っている部分を平にする
- 遊離状態になった骨の摘出手術(はがれている骨を取り出す)
の2つが一般的になりました。手術費用は、10万~20万が目安です。
3.オスグッドを手術する前に知っておかないと後悔する3つのこと
3−1.手術後の後遺症でパフォーマンスの低下、ひざの痛みが起きる
手術が成功したとしても怖いのは後遺症です。手術の際に切った筋肉の周辺は「癒着」しやすくなります。
※傷ついた正常な組織同士を縫合すると、その組織はくっついて自然に治癒(創傷治癒)する。しかし、治癒の過程で本来は離れている組織同士がくっつくことがあり、一般にはこれを「術後癒着」と呼ぶ。『参考:癒着とは?』
そのことで、ひざ周辺の筋肉が硬化して、違和感や痛みが出てきたり、ひざが動かしづらくなることがあります。手術には、後遺症があることを忘れないで下さい。
3−2.手術後、リハビリ期間が必要になる
お医者さんに「オスグッドが治るためには時間がかかる」と言われ、だったら手術をしてすぐにスポーツに復帰することを考えているのであればやめてください。
手術後、すぐに動けるわけではありません。リハビリが必要になります。
リハビリをしないと手術後のひざをかばいながら動くため、違う場所に痛みが起きたり、ひざの柔軟性が戻っていないのでまた、ひざを故障するおそれがあります。
手術後のリハビリは個人差はありますが、基本2、3ヶ月間の期間が必要だといわれています。また、パフォーマンスは落ちることを理解した上で手術をするか考えて下さい。
3−3.手術をしてもひざ下の出っ張りが完全なくならない可能性がある
ひざ下の出っ張りが気になるため手術を受ける人もいるようですが、完全に出っ張りを無くすことは難しいようです。出っ張りを削り、わからなくなったという人もいれば、以前ほどあまり変わらないという人もいます。
逆に、手術で切った傷跡の方が気になってしまう方も多いぐらいです。
4.オスグッドは正しい治療をすれば早期に回復する
オスグッドの原因を治すことが出来れば、手術は必要ありません。手術を考える前に根本的な治療をやってみることが一番いい選択だと私は保証します。オスグッドの治療に関しては、下記の記事を参考にして下さい。オスグッドを完治させるための方法を分かりやすくステップにしてあります。
この記事を見たことで、あなたが希望を持ち、オスグッドを完治させることを願っております。