健康コラム

痛みは、自ら治ろうとする治癒反応のひとつ

自然

腰痛

こんにちは。FMT整体の山極です。

ぎっくり腰の患者さんから、
「FMTさんでは温めた方がいいって言われているのはわかっているんですが、痛いところにホッカイロを貼ったらますます痛みが強くなっちゃって。

怖くなって、湿布をしたら少し痛みがおさまったので、それから今日まではずっと湿布をしています。このまま湿布を貼ってても良いですか?」

と質問がありました。

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痛みが起きると悪化したような気がして不安になりますよね。
でも本当はその逆、痛みは体が自ら治ろうとする治癒反応のひとつとして起きています。

急性期の痛みの場合、一時的に患部を冷やし、炎症を抑えることが有効なケースもありますが、
痛みがあるからという理由だけで、やみくもに冷やし続けるのは望ましくありません。

なぜなら、消炎鎮痛作用のある湿布や薬、アイシングなどで冷やし続けることで、
体が治すために起こす治癒反応を抑えることになるから
です。

ですから、FMT整体では、急性期の痛みであっても、
ある程度、痛みがおさまったら温めることをおすすめしています。

その際、この患者さんのように一時的にジンジンと痛みが増したように感じられるかもしれませんが、それは悪くなっているわけではなく、患部への血流が急激に促進されている証拠。言い換えれば、修復がはじまっているからこそ痛むのです。

必ずしも、痛み=悪いものだから抑えなくちゃ!ではなく、
体が治っていく過程で必要で起きているものもあると理解することが大切です。

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このことを患者さんにお伝えして1週間後。

あれから湿布はやめ、またホッカイロに戻し、やはり一時的に痛みは強くなったそうですが、使い続けたら元々の痛みもずいぶん楽になってきたと報告をいただきました。

この方に限らず、他の患者さん方からも「痛い時は、温めてあげると楽になる」という同様のお声を多くいただいています。

ただし、今回の患者さんのように、その時の体の状態によって最初は痛みが強く感じられるケースもあるので、決して無理はしないことが大事です。

痛みを我慢してまで行うのは逆効果になってしまう場合もあるので、できる範囲でいいので取り組んでみてください。

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体に起きる一見不快な症状、例えば痛みだけに限らず、しびれや発熱、腫れ、だるさなども、治そうとして起こる反応のひとつで、決してあなたを苦しめようと起きているわけではありません。

体が出すサインを正しく理解してあげること。そして、それを止めない、邪魔しないこと、逆らわないことがとても大事なのです。

最後に、今回の記事に関連して、一年の中でも最も寒い今の時期に向けた記事もよければご覧ください。

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この記事を書いた人

山極理奈

山極 理奈

ごく普通の会社員だった私がFMT整体と出会ったきっかけは、長年付き合った足底筋膜炎。お坊さんが始めたという整体が大事にしていた「必ず挨拶をすること」という姿勢に感銘を受けた。同時に、自分の健康を自分で整えられるようになりたい、また、家族や友人の役にも立てるかもしれないという思いから、施術家の道へ。現在、東京大崎院と東京目白院を担当している。