症例

四十肩・五十肩を根本的に治すための治療方法

肩の筋肉

四十肩・五十肩

四十肩・五十肩は適切な治療を行なえば、根本的に治すことができます

肩に痛みがあると仕事や家事に集中できなくなります。ふとした動きで肩に激痛がはしり、毎日がイライラ、憂鬱になります。

腕を上げずに生活をすることは、制限が多く不便です。「このまま動かしたら痛いかな・・・」と不安に思いながら生活していると精神的にも良くありません。

四十肩の痛みがひどくなると、寝返りをうつだけで痛みがはしり、夜も寝られなくなる方も多いです。

ですから、四十肩は早期に正しい改善したいものです。

「でも病院に行って、お医者さんから出されたシップを貼ったり、注射も打ちました。ストレッチや運動もしています。でもなかなか良くならないどころか、肩の痛みは強くなる一方なんです。四十肩の痛みと上手く付き合っていくしかありません・・・」とおっしゃりたい気持ちはよくわかります。

しかし、肩の痛みが良くならないのには、理由があるのです。理由を知らずに、四十肩を悪化させてしまい、数年も長引かせてしまう人は多くいます。

長い期間、辛い思いをして治療を受ける必要はありません。四十肩は正しい働きかけを行えば、早期に回復して行く可能性があるのです。

やみくもに治療を続けるのは止めて、四十肩の原因を正しく知り、私たちの指示通りに行っている方は、早期に症状が改善していきます。

このページでは四十肩の原因と、四十肩を早期に回復するために必要なことをすべてお伝えしていきます。

そもそも、四十肩・五十肩はどのような症状なのか?

四十肩・五十肩の症状は、

  • 腕を動かしたり上げると痛い
  • 腕を後ろに回せない
  • 肩が抜けるようにズキンと痛くなる
  • 毎日の着替えも辛い
  • 急に肩が痛くなった
  • 遠くの物をとろうとする時や、後ろの物を取ろうとすると必ず痛む
  • 寝違いの状態がずっと続いている
  • 肩から二の腕にかけて痛ダルイ感じがある
  • 腕を回すと関節がカクッカクッと音がして痛みがある
  • 肩が抜けたような感じがするとシビレが出る

などが挙げられ、人によって、場所も程度もそれぞれ違います。

これらの症状で病院などへ行くとシップをもらったり、痛み止めの注射をうったりします。また、動かす方が良いと言われ、ストレッチなど行いますが、良くなるどころか、肩の痛みは強くなる人もいます。

次第に、「このままこの痛みと付き合っていくしかないのでは?」「大きな負担がかかった訳でもないのに、なぜ、私の肩はこんなに痛いのか?」と不安になってしまうと思います。

でも、大丈夫です。四十肩・五十肩にはきちんと原因があり、その原因に正しく治療ができれば改善する症状です。

病院では教えてくれない四十肩の本当の原因とは?

四十肩の原因を間違って理解していると、治療方法も間違ってしまいます。やみくもに治療だけ続けても四十肩は治らないどころか、時間もお金も無駄にしてしまいます。ですから、まず、正しい原因を理解していきましょう。

肩関節は、人間の関節の中で自由度が最も高く、360度どの方向にも動かすことができます。ですので、下の図のように、肩周りにはたくさんの筋肉がついています。

肩の筋肉【改訂版 ボディ・ナビゲーション ~触ってわかる身体解剖~ P62より抜粋】

しかし、肩関節周りについている筋肉が硬くなってしまうと、本来は十分に伸び縮みして動くはずの角度や方向が制限されてしまいます。その状態で無理に動かそうとすることで、痛みや違和感がでてしまいます。これが四十肩・五十肩の痛みのメカニズムです。

では、なぜあなたの肩の周りの筋肉は硬くなってしまったのでしょうか?

「動かさな過ぎる」と肩の周りの筋肉は硬くなっていく

仕事

肩には腕を上げたり、後ろに引いたり、グルグル回したりする機能が備わっていますが、日常生活の中で同じような動作の繰り返しや本来動くはずの範囲まで使っていないことが多いのです。

例えば、デスクワークが多い方なら、肩や腕が体の前側に来ている状態で、筋肉が固まってしまいます。また、現代の生活では、スマートフォンやパソコンの操作などの姿勢も多く、肩を上げたりするのは、電車のつり革を持つときや洗濯物を干すときくらいで、他にほとんど肩を上げることが少なくなっています。

そのため、肩を上げたり、回したりする筋肉の働きが衰え、徐々に硬くなっていきます。ですから、ふとしたきっかけで、動かそうとすると痛みが出るようになってしまうのです。

ですから、四十肩・五十肩の痛みは、肩周りの筋肉を柔軟にして、肩関節の可動域を広くする必要があるのです。

四十肩・五十肩の痛みは肩だけが原因ではない

筋肉は「筋膜」という膜で全身がつながっています。また、肩の動きは肩関節の筋肉だけで動いているのではなく、肩甲骨や鎖骨の動きを含めて、胸やお腹、背中などとも連動しており、さらに下半身からのつながりも関係しています。

また、四十肩・五十肩の患者さんの多くは、肩が内巻きになっていたり、猫背などの姿勢になっている傾向にあります。このために、姿勢の影響から、筋肉などの引っ張りが起こっていることで、肩関節の動きを制限していることも考えられます。

このように、四十肩・五十肩の改善には、肩関節だけに対処するのではなく、姿勢も含めて、全身を診ていかなければ、痛みは完全にとりきれないのです。

現在の治療を1か月続けて、四十肩の痛みが軽減しないなら治療方法が間違っている可能性があります

湿布

肩の痛みにも必ず原因があります。 症状を引き起こしている原因が分かり、適切な治療方法が行われれば、四十肩・五十肩は予防することも、短期で改善することも可能です。

それなのに、何か月も、何年も、四十肩・五十肩の症状が良くならないのであれば、その治療方法が間違っている可能性があります。

FMT整体では、現在の症状やこれまで、どのような治療を行ってきたのか、その詳細をお聞きし、記録していますが、それらをまとめると、

(1)アイシング、湿布、スプレー式鎮痛消炎剤
(2)低周波、トップラー波などの電気治療器による治療
(3)ストレッチ
(4)理学療法マッサージほか、マッサージ、指圧、あんま
(5)超音波による治療
(6)痛み止めの注射、ステロイド注射
(7)痛みを我慢しながら行うリハビリ

などが挙げられます。 私たちは、これらの治療方法を否定しているわけではありません。しかし、現在このような治療方法、あるいはアドバイスを受けていて、あまり効果が出ていないなら、方法を変えてみる必要があると思います。

現在の治療方法で四十肩が治らない理由

マッサージ

筋肉を柔らかくするためにマッサージ、指圧、干渉波・ドップラー波電療法(病院や接骨院で行う電気治療)、ストレッチを行って、改善されていれば問題ありませんが、痛みを我慢しながら行うようなマッサージや電気治療、ストレッチは一時的に効いている気がしても、強い刺激で筋肉の組織が壊れてしまうこともあります。

特に痛みがあるのに無理やりにストレッチやリハビリをするのは止めてください。痛みが出る前であれば、肩をできるだけ動かすのは有効ですが、痛みが出てからストレッチやリハビリをするのは逆効果です。痛みがひどくなったり、肩を動かすことが怖くなってしまい、余計に動きが悪くなっていきます。

当院に来られる患者さんを診ていると、痛みをガマンしながらストレッチやリハビリを繰り返している方ほど治りが悪いことが分かっています。

痛くなくなった=治ったは間違い

また、痛み止めの注射を打って痛みが楽になるのは、根本的に改善しているのではなくて、痛みが一時的にマヒしているだけです。例えば、虫歯で歯が痛い人に、麻酔を打つと痛みを感じなくなります。それは虫歯が良くなっているのでしょうか?

もちろん、麻酔を打っているから痛くないだけなのですが、それを「虫歯が良くなった」と勘違いして、虫歯の治療をしなかったら、どんどん虫歯がひどくなってしまいます。注射の効果が切れた頃には、虫歯が進行して、もっとひどくなっているかもしれません。

四十肩・五十肩の注射も同じです。注射を打ち、一時的に痛みがないことを「良くなった」と思い、肩に負担をかけてしまうと、四十肩・五十肩の症状を悪化させてしまう可能性があります。

ですから、痛くない=治ったというのは間違いなのです。

では、一体どうしたら根本的な解決ができるのでしょうか?次にFMT整体が多くの四十肩・五十肩の患者さんを診てきた中で、肩の症状を根本的に解消していくための考え方をご紹介します。

四十肩・五十肩を根本的に改善するための3つの治療方法

これまでお話ししてきたことを踏まえて、四十肩・五十肩は正しい原因を理解して、その原因に対して適切な治療をして、再発が起きないような体作りができればきちんと改善します。

FMT整体では、四十肩・五十肩に対して具体的に以下のような施術を行っています。

①肩周辺の筋肉を柔らかくする

肩の動きに関係する筋肉を柔らかくしていきます。緊張している(硬くなっている)筋肉は、強い刺激を与えると、さらに緊張が強くなってしまうので、痛まない(緊張が起きない)範囲で働きかけをして柔軟にしていきます。

②腕の先までも含めて、胸や背中、下半身など、体全体の筋肉を柔らかくする

肩の動きは、肩周りだけで行っているものではなく、胸や背中、腰など、上半身や下半身の筋肉までもが連動しています

例えば、腕を前から上げる動作では、長袖の裾が、肩に向かって引っ張られるように動くと思います。このように、肩の動きは指先までの筋肉が連動しているので、腕全体の筋肉の硬さも肩の動きを制限している場合もあります。

また、腰回りや下半身の筋肉を柔らかくすると、肩の動きが良くなるケースもあります。このように、患者さんごとの体の状態を診ながら、原因と思われる部位にも施術の範囲を広げていきます。優しい施術で体全体の筋肉などの組織を柔らかくし、関節本来の動きを取り戻すお手伝いをしていきます。

③再発防止の方法や自分でできるセルフケアを伝えます

四十肩・五十肩の痛みが軽減されてきたら、ご自身でできるセルフケアもお伝えしていきます。セルフケアを行いながら、施術を受けることで、より回復しやすくなります。

また、必要に応じて、姿勢や体の使い方なども具体的にアドバイスしていきます。体の柔軟性が取り戻されると、筋肉が硬くなっていたことで起きていた動きの制限やクセなども修正されて、その人に合った本来の体の動きに戻っていくため、体にとって何をしたら良いのか、悪いのかが、自分自身でも判断できるようになります。感覚がどんどん鋭くなっていくことで、再発防止につながります。

参考までに、これまでFMT整体で施術をした方の声を載せておきます。

施術を受けた方の声

四十肩の患者さんの声

四十肩の患者さんの声

四十肩の患者さんの声

大丈夫です。四十肩・五十肩は良くなる症状です。

突然、肩が痛んだり、動かなくなったりすると、「もう一生付き合っていかないといけないのか・・・」と不安になられると思います。

また目に見える外傷があるわけではないので、なかなか他人に痛みを理解してもらえないこともストレスになるでしょう。

  • 痛くて仕事にも集中できない。
  • 自分の趣味も出来ない。
  • お子さんやお孫さんを抱っこしてあげることもできない。
  • 寝るときも痛みから逃れられない。
  • 服を着がえるとき、髪を洗うとき痛くてため息が出る。

そんな生活はとても苦しいです。一刻も早く肩の痛みがない生活を送っていただきたいです。

まだまだ、色々な不安はあると思いますが、大丈夫です。一緒に良くしていきましょう。まずは、1人で悩んでいないで私たちに相談してください。

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