症例

青森から来院している野球肩のT君の一所懸命な姿勢

野球

野球肩

こんにちは、FMT整体の田中です。

FMT整体には全国から定期的に来られる患者さんも多くいらっしゃいます。
青森県に住んでいる野球肩のT君もその一人です。

T君は野球を小学生からやっていて、ポジションはずっとピッチャーで高校でもエースでした。
しかし、3年生の春、肩を痛めてしまい、夏の最後の大会は、マウンドに立つことができませんでした。

T君は、夏の大会が終わってすぐにこちらに来られました。
「大学に行って野球を続けたいけれど、できるかどうか、今日ここに来て判断したいです。」と問診の時に、
はっきりとした口調で言いました。

来院した時のT君は、ランニングで腕を振るだけでも、肩の後ろと前に痛みを感じ、
シャドーピッチングでは全力が10割だとしたら4割ほどでの力で腕を振ると肩に激しい痛みが出ます。

T君の体を診ると、肩周辺の筋肉の緊張もそうですが、股関節と太ももの裏側にも緊張があり、
痛みに耐えながらも全身を酷使してきた様子が伺えました。

施術は、股関節と下半身を中心に行い施術後もう一度シャドーピッチングをしたら、
5~6割で痛みなく腕を振ることができました。

T君から「僕の肩、治りそうですか?」と聞かれたので、
「T君はどう思う。」と私が聞いたら、T君は「治る気がします。」と言ったので、
「それなら大丈夫!きっと治るよ。一緒によくしよう。」と伝え、2人のゴールがここでハッキリしました。

T君は青森から、2、3ヶ月に1回のペースで通院し、こちらから伝えた体幹部や股関節を中心としたセルフケアを、
毎日やってもらいました。

投球動作は、複雑な体の連動動作で成り立っています。特に股関節周辺の筋肉が硬くなってしまうことで、
下半身から上半身に上手く力が伝わらず、肩だけに負担がかかってしまうと私たちは考えているからです。

T君は、股関節や体幹の柔軟の必要性を自分の体を通じて理解していました。
自分でもいろいろ投球動作やセルフケアを研究して、どういう動きをすると痛みが出て、どうすると楽なのかを毎回、
こちらに来た時に教えてくれます。

来るたびに、説明が分かりやすく的を獲てくることからも、いかに、T君が真剣に治療に取り組んでいるのかが伝わってきます。

1回1回の施術を大切にしている。そんなT君の一所懸命さに負けないように私も施術で応えたい!
伝えられることは、全て伝える気持ちでT君と向かい合いました。

T君の肩は、少し時間はかかりましたが、確実に改善しています。
今では、塁間よりも長い距離からボールを投げても痛みのない状態まできました。全力で投げられるのも、
そう遠くはないと思います。

T君は、「遠方だから、」とか「なかなか来れない、」ということを、言い訳にしたことはありません。
施術を受ける条件に恵まれていなくても、「こうすれば、どうだろう。」と考え動くことができ、
結果につなげることのできる人なのです。

私は施術を通して出会えることができ、T君のその姿勢は、大きな学びになっています。
これからもお手伝いできることをうれしく思います。

私は施術を通して、治すために一所懸命なT君に出会えることができ、その姿勢は大きな学びになっています。
これからも二人三脚で共にゴールに向かって一緒に取り組んでいきたいと思います。

 

この記事を書いた人

田中学

田中 学

学生時代に腰を痛め、リハビリではじめたウエイトトレーニングにはまる。トレーナーの資格をとったが、友人の体の痛みを改善できなかったことがきっかけとなり、整体の専門学校で勉強。25年勤務した市役所を退職し、意気揚々とセラピストデビューしたが、半年もしないうちに経営危機に、「もう、だめか。」と思った時、偶然FMT整体に出会い一から学び直す。横浜と東京で6年間セラピストとしての経験を積む。父の脳梗塞を機に実家に戻り、現在、FMT整体長野出張所を担当している。