症例

なかなか改善しないお子さんの体調不良|起立性調節障害について

自律神経

自律神経失調症

こんにちは。FMT整体の三輪です。

少しずつ朝晩は涼しくなってきましたが、
いかがお過ごしでしょうか。

季節の変わり目からか、最近は、自律神経系の症状で相談を受けることが多くなっています。その中でも多いのが、小学生〜高校生という学生さんの体調不良の相談です。

「朝、起きられない」「たちくらみ」「倦怠感」「動悸(どうき)」「頭痛」などの体調不良から、起立性調節障害という診断を受ける学生さんが増えているそうです。

以下の記事は他のサイトの記事ですが、子供の起立性調節障害について紹介している記事です。

子どもが朝起きられない原因は「スマホ睡眠障害」だけじゃなかった

現代の学生さんは、インターネット・スマートフォンなどの普及により、10年前とは全く違う生活環境に置かれています。それらの生活環境の変化もあってか、自律神経系の症状が出やすくなっているように感じます。

なお、起立性調節障害の治療に関して、方法は色々なものがありますが、「筋肉を緩める」ことは非常に有効だと思います。

起立性調節障害は、自律神経系の異常で循環器系の調節がうまくできなくなることで、脳への血流障害などが起き、寝起きやめまいに影響をすると考えられていますが、FMT整体では自律神経系の異常に大きく関わっているのは筋肉だと考えています。

特に頭や首周辺の筋肉が疲労や精神的なストレスなどによって、緊張状態が続くと自律神経系の異常を起こしやすくなります。また、血管は筋肉の間を通っていますので、筋肉が緊張すると血流障害を起こしやすくなります。

実際にFMT整体でも起立性調節障害に対しての症例がありますので、なかなか改善しない場合は、一度、ご相談ください。

起立性機能障害の患者さんに関するブログ

起立性機能障害が改善しはじめた中学生のNさん
病院で「起立性機能障害」という診断を受けた中学生のNさんは、息苦しさや全身の倦怠感が強く、日中寝込むことが多く学校へ行けない日もありました。施術を受けた後に、好転反応の影響かじんましんが出たNさんですが、Nさんは体が治そうとしていサインだと前向きにとらえてセルフケアにも取り組んだ結果、症状が徐々に改善していきました。

もう一つは「塩水を飲むこと」です。たちくらみや頭痛など、脳への血流障害が起きている場合は
水分不足により、全身の血液がドロドロの状態になっている可能性もあります。その場合は、塩水で水分を補給すると症状が緩和される可能性があります。

塩水の作り方については以下の記事を参考にしてください。

体の疲労・不調の解消に効果的な水の飲み方3つのポイント
突然ですが、あなたは普段、お水を飲んでいますか? おそらく、お茶やコーヒー、ジュースなどの水分は良く飲んでいても、水(真水)はあまり飲まない方が多いと思います。 もし、あなたが普段は、お茶やジュースなどの飲料水しか飲んでいないなら、その水分の取り方が体の不調を引き起こしている可能性があります。

これから2020年に向けて、5G(第5世代移動通信システム)と呼ばれる通信サービスが始まります。

5Gになると人々の生活はさらに便利になると予想されていますが、今よりもさらに体を動かさなくなり、脳だけを使う生活になれば、自律神経系の症状で悩む方は、より増えるのではないかと思っています。

ですから、これからの時代の便利さをただ享受するだけでなく、便利さゆえに起きてくる体への影響を知りながら選択していきたいですね。

この記事を書いた人

三輪 拳

三輪 拳

中学生のとき、オスグッドに悩み、地域の治療院を巡るが1年半治らずFMT整体と出会う。どこに行っても改善しなかった自身の痛みが改善したことに感動し、「自分も将来、困っている人や苦しんでいる人の役に立てる人になりたい」という気持ちを持つようになる。高校では陸上競技をはじめ、山梨学院大学にスカウトで入学するも中退。その後、FMT整体で学び始め、18歳でセラピストデビュー。現在は、FMT整体愛知小牧本院を担当している。